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2011-03

F書店 - 2011.03.31 Thu

3月23日のブログに書きました、F書店へ行きました。 今日の分で入荷は終了だそうです。

店主さんへ、「長い間おつかれ様でした。」 と改めて挨拶をしました。(23日来たときは店主さんは居らず、別の店員さんでした。)
お店自体は4月末まで開けており、今も傍らで販売しています文具のセールをするそうです。
あと2回くらい、私は行くと思います。

3つの掟 - 2011.03.29 Tue

以前ラジオで聴き、すぐにメモを取った言葉があります。 私の記憶では、魚類学者でタレントのさかなクンのモットーとしている事だったと思います。

・ 「好き」を貫く。中途半端に世間を気にしない。
・ 明るくポジティブシンキング、人に優しく。
・ 理解者に出逢う。
この内、1つでも欠けると天才は生きづらい。

天才でも何でもない私ですら、とても素直に受け入れられる言葉でした。
各項目を達成するための道順は人によって別の進み方があると思いますし、意識せず進む内に自然と到達できていた、ということだと思います。 もちろん達成できていない項目もありますが、それは自分が思っている地点に達していないということで、進もうとしている道のその途上には今も居るはず。
誰しも「いま出来ていること」 があるはずなので、安易に放棄せずそのことを大切にして日々生きていきたいです。

終日家の中 - 2011.03.27 Sun

午前中は業務メールに返信したり、手紙を書きました。
午後から制作。 このところ外出することがありましたので、1日中家の中にいるのは久し振りな感じがします。 (もちろん外出した日も制作はしていますが)終日家の中にいると落ち着きます。

画面上半分のバックを描き込み、それに合わせて手前のモチーフのトーンを深めます。 この調整ではモチーフ同士の重なったところに生じる隙間や、距離を感じさせることに執心します。
陰の部分まだタッチが荒く感じられますが、中心から明部、またバックは整いました。暗部は更にトーンを重ねますので、今後ちょうど良い密度になると思います。

勤続70年 - 2011.03.23 Wed

6年前から週一回くらいのペースで覗いているF書店があります。 阪急川西能勢口駅・東口を出たところにありますこの書店。 
お世辞にも綺麗とは言えませんが、その古い内装は大変味わい深く、ムッシュかまやつさんに似た店主はそれに輪をかけて味わい深い方で、お釣りを真剣に中国語で数えるところなど密かに物真似したりしていました。

今日、その書店に行くと衝撃の告白をされました。 「今月末で店をたたみます。」
驚きました。この書店は川西市の駅前にあっても大変地味な存在でしたが、そこにあって当たり前の存在でした。
いただきました御挨拶の手紙には、こう書かれていました。 「昭和13年3月早春前経営者の後を継いで当地にて70余年」。 

勤続70年以上です。
こういった存在こそが、街の自然発生的なコミュニティー、というものを司っているのだと思います。
本当に長い間、お疲れさまでした。

自宅の前は、緩やかな下り坂 - 2011.03.22 Tue

自宅の前は、大きな道に向かう緩やかな下り坂になっています。
その途中を左折すると、以前ブログに100円で販売している自動販売機のことを書きました、米・酒・クリーニング・ヤマトのお店があります。左折せずその坂を下りきると大きな道との交差点に、おしゃれな美容院があります。

夕方その辺りを歩いていますと、その美容院のある交差点にも100円の自動販売機が出来ていました。 前述の米・酒・クリーニング・ヤマトの所には無かった、レモンティーやミルクティー、カルピス、スポーツドリンクもあります。
ホットのレモンティーを買いました。

米・酒・クリーニング・ヤマトのお店へは徒歩30秒、美容院のある交差点へは徒歩45秒ほど。 少し選択肢が増えました。

大学での仕事/被災者へ。同じ想いを持ったなら、 - 2011.03.13 Sun

今日は非常勤講師として勤めています大学の懇親会でした。
大学でのお仕事は5年前にお話をいただき、4年前から勤めています。
 私自身は大学では、洋画専攻のクラスにいたのですが、現在の勤務先は空間デザインの研究室です。

 私が学んだ洋画専攻では、1つの授業を複数の教員が担当し、授業中の教室には助手やティーチングアシスタントの方もいるというものでした。
それに対して、空間デザイン専攻では就任して間の無い教員ほど1つの授業を1人の教員が担当するという形でしたので、受け持つ授業の授業案や教材を1人で決定していくことへの責任、毎回残業しなければ間に合わないほどの仕事量 (採点や次回の準備) など、教員1人当たりへの負担は他コースと比べても決して少なくはなく、洋画の研究室に残れた同級や後輩を羨ましく思った時期もありました。

しかし1年目から授業案、教材づくりを任されて考えながら作っていく課程は、これまで意識しなかった角度から造形行為を見るような感覚があり大変新鮮でしたし、責任を強いられた上で悩み考えることこそが、貴重な勉強の機会だったと思えます。 このコースの専門的なことのほとんどを、コース内のほぼ全員の教員に相談しました。

そして来年度からは学生時代の洋画専攻の先輩でもあるTさんとコンビを組んで、1つの授業を受け持つこととなります。 
打ち合わせなど今のところ割合スムーズに、されど妥協せずミーティングを重ねて話し合えているのは、4年間1人でやってきたことが、生きているのを実感します。


・・・・ 懇親会の会場に着く前、四条河原町の交差点では今回の地震に対する募金の呼びかけをしていました。 もちろん私も別世界のこととは思えません。 この非常事態の時に、懇親会などに参加して良いのか、とも思いました。 
今も寒空の下、救助を待っている多くの方が居られると思うといたたまれなくなり、 今夜の参加費と同額を寄付いたしました。 節電にも努めます。
わざわざ此処に書くことでもありませんが、同じ想いを持ったなら、同じ行動に出てほしいと思い、書きました。

どうかご無事で居てください。 - 2011.03.11 Fri

昨日の徳島での授業は本来、第1.3木曜日なのですが、第1木曜日である3月3日が個展の期間と重なったため昨日に振り替えてもらいました。そして23時頃帰宅しました。
10日間留守にしていたので、郵便受けには手紙がたくさん。パソコンで受信したメールもたくさん。未だ読めていないていなかったり、お返事が出来ていないものも多くあり、本当にすみません。早く致します。

今日の梅田での授業中、大きな揺れを感じました。地上ではさほど揺れなかったみたいなのですが、その時は17階に居まして、ビル自体が揺れることで強度を保てるように設計されているのか、割と揺れていました。高層階のエレベーターは止まってしまいました。

授業後、お世話になっている京都の画廊へ行き、社長さんとスタッフさんに今回の個展のお礼を言いました。 現在同画廊で個展中のYさんと運良くお会いしてお話しできました。
皆さんお忙しいにもかかわらず、丁寧にお話をしてくださいます。
本当にありがとうございます。 支えられているということを実感致します。

川西への帰宅途中、東北・関東での地震の様子を携帯で見て、青ざめました。 当地に住む知人のことが直ぐに頭をよぎりました。
皆様どうか、どうかご無事で居てください。 

実家での10日間が終わって - 2011.03.10 Thu

徳島での授業を終え、兵庫の自宅に向かうバスの中でブログを書いています。

10日間も連続で実家に泊まるなんて、高校生の時以来だと思います。
個展に携わってくださった画廊、並びに百貨店の皆様、ご来廊いただきましたお客様、生徒さん、恩師、友人、親類・ご近所さん(結構多い・笑)、皆様のおかげで大変楽しく、充実した10日間でした。

明日から再びアトリエでの孤独で地味な制作の日々です。
当然ですがこの永劫続く地味な制作こそが、画家としての私の本来の姿、日常です。
今回の個展を通して皆様から頂戴しましたご批評も参考に、次作に打ち込みます。


3月7日のブログに、高校のクラスメイトNさん、と書きましたが、正しくはTさんでした。ミスに気付き修正しました。しかし当日の日記に、ご本人からコメントをいただいたのですが、その件は触れられていませんでした。

漆工芸に魅せられる - 2011.03.09 Wed

昨日まで個展を企画いただいていました百貨店へ行きました。まずは美術画廊でスタッフさんへお礼を言いました。 
そして同画廊で今日から始まっている漆芸展を食い入るように見ました。

香川県は漆芸が盛んな地で、県内にはご存命の重要無形文化財保持者(人間国宝)がお二人おられ、漆芸の研究所があり、高松市美術館には漆芸専門の常設展示室が一室設けられているほどです。

10~20代の頃は便宜上「工芸」とカテゴライズされます、盆や器物に、心がときめく事は薄かったのですが、今は漆工芸や切り子硝子の丁寧で重厚な仕事にとても感激します。

昼は19歳の時ご相談に乗っていただいたりお世話になりましたSさんのお宅へご挨拶に。夜は高校時の友人2人と会いました。

個展最終日 - 2011.03.08 Tue

個展最終日でした。
今回もお忙しい最中、お時間を設けて作品をご高覧くださいまして誠にありがとうございました。
そして格別のご評価の上、お買い上げいただきました皆様には、心から感謝申し上げます。
皆様から頂戴しましたご批評を胸に、これからも更に画道に精進したいと思います。


高校時に仲の良かったMuさん、Fさんが日曜日に来てくださったことは当日のブログで、書きましたが、もう1人仲の良かったMaさんが、最終日の今日、来てくださいました。
これまでの展覧会では、3人の内の誰か2人は来ていただいた、というパターンでして、全員が1回の会期中に来られることは無かったと思いますので大変嬉しいです。
いつかまた、4人全員で集まりたいものです。
もっとも私以外の3人は全員、香川在住の郵便局員ですので、揃わなくさせてる最大の要因は私だとも思います。


閑話休題・ 駅や百貨店などのエスカレーターの右側と左側、どちらが立ち止まる人でどちらが進む人か。
概ね関東では右側を進む人、左を立ち止まる人。
関西では右側を立ち止まる人、左を進む人。
となっている、と聞いたことがあります。
香川県は西エリアですが、東京同様に立ち止まる人が左です。

個展 「夜の岸辺」 - 2011.03.08 Tue

個展を企画いただきました。 ありがたいです。

安冨洋貴展 「夜の岸辺」
3月2日(水)~8日(火) 午前10時~午後7時30分(最終日は午後4時まで)
天満屋高松店 5階美術画廊 (香川県高松市常磐町1丁目3番地1)
087-812-7548(直通電話)

・ DMの画像、紹介文はこちらです。
・ 0号の小品から162×324㎝の大作まで約20点を展示いたします。
・ 同画廊では2007年以来2回目の個展です。 郷里で発表できますご縁に恵まれ、幸せに存じます。


※ 会期終了まで、この記事をブログのトップでご案内し続けられるようにしています。
通常のブログは下方で更新しています。
(2月10日アップ。 2月17日追記。)

個展6日目・JR高松駅 - 2011.03.07 Mon

平日ではありましたが、今日もたくさんのお客様にご来廊いただきました。
NHK文化センターでの講師業を私にご紹介くださいました、同じくNHK文化センター講師のIさん。 私が美大受験予備校の講師をしていた頃の生徒だったNさんは姫路から在来線を乗り継いで来てくださいました。 高校時代のクラスメイトTさんはお姉さんと来てくださいました。 また、NHK文化センター高松の事務員の方もお友達と一緒に来てくださいました。
皆様お忙しいところを誠にありがとうございました。

閉廊後、所用あってJR高松駅へ向かいました。
百貨店と直結する私鉄(琴平電鉄)で2駅の高松築港駅で降りれば、JR高松駅までは徒歩2分程なのですが、ここは海の直ぐそばなので、浜風が強いのです。
この強すぎる浜風も、高松らしくて個人的には好きなところです。

画像はJR高松駅。


個展5日目・県立S高校 - 2011.03.06 Sun

事前の天気予報では、今日の香川県は雨、となっていましたが、どっこい朝から晴天でした。

これまでの4日間、地元にいた頃の友人、という人は来ませんでしたが、今日は高校時代のクラスメイト、MさんとFさんがご来廊くださいました。今は香川の郵便局に勤めています。
また2人の帰られた1時間くらい後、3年間ずっとクラス担任でしたF先生が来てくださいました。私達が高校に入学した頃、先生は今の私くらいの年齢で、優しい先生でした。耳が少し不自由だったのですが、それを問題にしないバイタリティーがありました。以前京都での個展会場に来てくださったことがありましたので、お会いするのは5年ぶりでしたが、全く変わらない優しい佇まいでした。

個展4日目・高松の心意気 - 2011.03.05 Sat

今日は土曜日ということもあって、個展会場にはひっきりなしにお客様が来られました。

美術画廊と同じフロアの、宝飾品売場の課長さんがお客様を画廊へお連れくださったり、外商の方が新たな企画を考えて実行してくださったり、と、本来ならやらなくても良いことまで気にかけてくださいます。 これぞ高松の心意気です。
本当に皆様に支えられ、好かれているのを実感します。

閉廊後、高松でお世話になっているKさん夫婦と夕食に誘われました。
3年前、私が初めて美術館での個展を企画いただいた時も岡山県北部の奈義現代美術館までお二人で来てくださった、本当に熱い方です。
その時はまだご結婚はされていなかったのですが、今日の午前中、「昨年末に結婚しました」 と突然伺いました。 待ち合わせ場所で出会ったのが、3年前と同じお相手で本当に良かった。 もしも違う人だったら少し人見知りするところでした。
おかげで大変心地好いひとときでした。

個展3日目・夕方から在廊 - 2011.03.04 Fri

今日はNHK文化センター高松で授業でした。
高松では10時、13時、15時、と3クラス受け持っているのですが、今回は個展期間中ということで15時台のクラスを13時のクラスと合同にしてもらい、授業終了後、個展会場に居られるようにしてもらいました。
本来なら昨日も徳島で授業があったのですが、そちらは休講にして来週に振替ました。

なので8日まで個展、9日は終日故郷を満喫、10日の徳島での授業後、兵庫の自宅へ戻るスケジュールです。
その9日の夜、高校時代の友人と会食に誘われています。私の個展の度に京都でも倉敷でも来てくださる3人。 今回は私が地元へ伺う番です。

明日は土曜日。今日の高松は雪が降ったりしましたが、週末は晴天だそうです。ご来廊、ご高覧いただければ幸いです。

個展2日目・地元メディア - 2011.03.03 Thu

午前中、岡山・香川のテレビ局さんから取材を受けました。
昨日他のテレビ局さんから取材をいただいた際は、焦りもあり上手く伝え切れなかったのですが、今日は落ち着いて話せました。 夕方、放送されたニュースを百貨店の事務室で見ると、過不足なく編集され纏めてくださっていて良かったです。
また昨日取材された新聞は、ご紹介の文章と共に会場写真も紙上にご掲載いただきました。 ありがたい限りです。

今日も多くの方にご来廊、ご高覧いただきました。
NHK文化センターの高松教室・徳島教室・大阪教室の生徒さん、19歳の時私が美術の道を続けるか否かをご相談したS先生、以前勤めていた美大受験予備校での先輩講師は奥様とご一緒に。

明日はNHK文化センター高松教室での授業がありますので16時以降しか会場にはいないのですが、ご高覧いただければ幸いです。

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プロフィール 

安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)

Author:安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)
★ 画家・一陽会会員・日本美術家連盟会員
夜の心象光景を鉛筆で描いています。 下の「カテゴリ Category」に、略歴、作品画像など詳しく在ります。

★ 作品のご用命、お問い合わせは、下の「メールフォーム」、または
東邦アート株式会社(03-5733-5377 https://tohoart.com/)へ、お願いいたします。

★ ツイッター ↓
https://twitter.com/hiroki_yasutomi


【展覧会】
■4/23~28「陽のあたる岡」
・天神山文化プラザ


【掲載】
● 平成31年高校3年教科書「美術3」
(光村図書出版株式会社) の、
「鉛筆の可能性」の頁に、
作品「雫の器」が掲載されています。
詳細は↓こちら↓。
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/k_bijutsu/31bi/index.html


【論文・紀要】
● 電子書籍 「洋画1 素描と絵画」
(京都造形芸大 東北芸術工大 出版局)の、
第2部・第一章に、
「鉛筆による静物画表現」 を著述しています。
詳細は↓こちら↓。
http://hirokiyasutomi.blog111.fc2.com/blog-entry-2468.html

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