半透明の影 - 2011.07.29 Fri
今日は第5金曜日で、通常は授業はないのですが、来月の第2金曜日がちょうどお盆休みになりますので、それの振替授業を行いました。
授業後、目当ての展覧会がありましたので某百貨店の美術画廊を訪れ、観賞しました。
或る系統でくくれる作品を集め展覧会をするのですが、作家ごとに表現の目的が違えば技法もタッチも異なります。 今回、写実的に描かれた作品を幾枚か見る内に、或る洋画家の半透明で肉厚な影の表現と、自身の仕事との共通性に気づきました。特にモチーフと光の扱い方は今後取り入れる事もできるのでは、と思いました。
この作家の作品は以前個展でまとめて見たことがあり、その時は今日のように何かを気づくことはありませんでした。グループ展ですと、作家個々の違いが際立ち、作品も1点1点独立して見えます。
「月刊アートコレクター」8月号掲載 - 2011.07.28 Thu
一頁全面に載っていまして驚きました。
(このブログでもまだ発表していない、今後の展覧会スケジュールも記載されています。・笑)
巻頭特集 「細密アートの愛しかた -驚きの小宇宙」のページです。
今年は多くのメディアに取り上げていただき、嬉しく思いますと同時に、正直、私自身驚いています。 ご推薦くださいました画廊スタッフさんに感謝申し上げます。
しかしながらこれまでは、といいますと、このブログの 「カテゴリ」の中の 「プロフィール」に入っていただき、その下の方にあります 「文献・メディア」をご覧になられるとお分かりのように、ここ2年以上、全国メディアに出ていませんでした。
(5月ごろブログ記事に書きましたが、関係してくださいます方々には本当に申し訳ないと思いながらも、今も私は内容によっては取材や掲載をお断りすることがあります。)
その間も地元の新聞やマスコミには出させていただくことがあり、そこで丁寧に取材していただいたことは、私としても丁寧に対応し、そして制作や生活も丁寧に、という気持ちになれました。 またそれには今年よりこちらでブログを始めさせていただき、文章が公開されることでその表現に責任を感じさせていただいたことも、幾ばくか繋がっていると思います。
Thank you!暑中見舞い - 2011.07.27 Wed
昨今このような習慣も少なくなっていて、私も年賀状は毎年、比較的多く書く方だと思うのですが、暑中見舞いはここ数年、その時期に展覧会など作品を発表する機会があれば、そのDMに同封する便箋の書き出しを「暑中お見舞い申し上げます・・・・」で書き、それに代えていました。
Fさんは地元香川県で郵政公社に勤めています。 だからというわけでは勿論ありませんが、消印が昨日の午後で、今日の昼には着いていました。香川と兵庫ってそんなに近いのでしょうか。(笑)
もっとも宅配便事業の各社はサービスに力を注いでますので、郵政公社もそれに準ずるのだと思います。
実際Y社には、近県に限り集荷した当日にお届けするサービスがあるくらいです。 先日も大阪のお客様より、そのサービスで生菓子をいただきました。後日ご本人にお会いしてお礼を言った際、知りました。
回答・メールによる切り替え - 2011.07.26 Tue
Sさん(当事者)が。
以下、Sさんからの回答文です。転載の許可を得ています。
モードチェンジのわかりやすい目安をお伝えしておきます。要はメールのタイトルとアクションで識別するんです。
【雑談モード】
・メールのタイトルが無題の時。
・同様に「萌え」、「シャア」、「ガンプラ」などと書いてある時。
【確認モード】
・「メール受信」などタイトル自体が「ちゃんと見ましたよ」というメッセージになっている場合。
【シリアスモード】
・タイトルにFwd(メール転送)が付いている時。
・タイトルに事前予告に絡む言葉がついている時。
・メールすっ飛ばして電話で確認を求めてきた時。
【ゴッドモード】
・タイトルに「猫」、「た○ちゃん(Sさんちの猫)」などが付いている時。
・猫画像が添付されている時。
ちなみに、ゴッドモードは私にとってシリアスモード以上に重要な用件のことが多いのです。
何せ猫神様の勅命で送っているメールですからね。
あ、これに返信する必要はありません。ただ、画像を見た瞬間、あまりの神々しさに携帯を神棚に置いた後、床に額をこすりつけて拝んでくださったり、あまりの可愛さに悶絶して病院送りになられても私は文句を言いませんよ、異教徒の友よ。
・・・・当初、私のブログにまでご丁寧に回答くださり、なんてバ○丁寧 (失礼)なんだ、と感謝まじりに当惑していましたら、後半ゴッドモードが始まったあたりで、本質に気付きました。
そしてこのゴッドモードの話が結構長い(笑)。
ホームページでもご紹介いただきました - 2011.07.23 Sat
(私の作品 「旅の彼方」はこちらにて、昨日のブログ記事より大きい画像と、紹介文をご覧になれます。)
このように広くご紹介いただき本当に嬉しく思います。 皆様に支えられていることに改めて感謝いたします。
この作品は過去に一旦完成としたものの、今年になってその作品の描かれた情景への想い入れ、画面に漂う気配 (有り体に言えばメッセージですがそれほど硬いものではありません)の核とすべきは何だったのかが当時よりも明瞭になっていることを日増しに感じ、その気持ちが抑えきれなくなり、加筆しトリミングし直した作品です。 その日のブログでも書いていました。
「月刊美術」8月号掲載 - 2011.07.22 Fri
ペンギンの時計・25年以上 - 2011.07.21 Thu
台風の影響 - 2011.07.20 Wed
正午頃、諸用で外出したついでにキオスクで今日発売の週刊誌を買おうとすると、棚にありませんでした。
レジの人に訊くと、「すみません。台風の影響で遅れてるみたいです。夕方までには届く予定です。」 と言われました。
このようなところに影響が出ていたとは。 結局今日は買いませんでした。
制作ではガーベラが2つ入った4号の絵を描いています。今日、左側の花弁を描き上げました。
また、傘の絵の、新しい構成を幾つかエスキスに留めました。
雨戸 - 2011.07.19 Tue
夕方外出していましたが、確かに風はあるものの雨はあまり降っておらず、怖さを感じるというものではありませんでした。 しかし明日は大雨の恐れがあるようです。 雨戸を閉めた方が良いかもしれません。
実家のあります香川県は、台風被害にあうことが殆どありません。 同じ四国でも太平洋側の高知県、徳島県の一部は荒れますが、四国山脈によりブロックされることで、瀬戸内海側には少ししか来ないようです。
なので香川県の新しい家では最初から雨戸をつけません。 徳島出身の友人に指摘されるまでそのことに気付かなかったくらいです。
もちろん今住んでいます川西市の自宅にはあります。そして直射日光の苦手な私は、普段も家中の窓の右半分は雨戸を閉じています。 そうしておいても丁度良い量の日光は入ってきますし、左側を開けることで換気も出来ます。
穴の空いた多面体、のようなもの - 2011.07.14 Thu
現在制作中の本で特集するため、物故作家Aさんの周辺人物へのインタビューを重ねているのだが、訊く人によってその作家への感想に大きな隔たりがあり、Sさん自身も、過去の本や展覧会図録などこれまでに纏められた資料を調べることで事前にイメージしていたものが一旦更地になった、と言っていました。
そのような中、「Aさんを含め、その周辺人物の印象って安冨さんのそれと似てます。安冨さんも交えて話す機会があれば面白いと思います。」 という話しに至りました。 うーん、やはり多重人格と見抜かれていましたか。(笑)
ヤスさんのこと - 2011.07.13 Wed
また同じアルバムに収録されています「憂き世に」は一見、環境問題をテーマにしつつも、周囲をいたわる気持ちがやがて自分の負担を軽減させるというメッセージのようで素敵です。こちら。
オフコースといえば小田和正さんのイメージが強いと思いますが、上の2曲は共にもう1人のボーカル、鈴木康博さん(通称ヤスさん)の曲です。
共に才能に恵まれながらも、それをメジャーラインに乗せてきた小田さんに対して、いつしか「オフコースのB面」 というポジションのヤスさん。周囲との関わり方や時間の重ね方のスタンスの違いは後期ほど明確で、脱退直後に発表した 「流れゆく時の中で」(こちら)には特にストレートに表れているように思います。
自分の弱点も含めて物事の解決をはっきり言い周囲を引っ張っていく、というのとは真逆の、不安は不安として停滞させておくことも良し、日常を良しと見なすおおらかさや一種の諦念、無常感がどの曲にも漂っているように思います。
グループ展「Physical side」最終日 - 2011.07.10 Sun
今回もお忙しい中、お時間を設けて作品をご高覧くださいまして誠にありがとうございました。
そして格別のご評価の上、お買い上げいただきました皆様には、心から感謝申し上げます。
皆様から頂戴しましたご批評を胸に、これからも更に画道に精進したいと思います。
個人的にはとても得るものの多い、意義のある展覧会でした。
グループ展 「Physical side」 - 2011.07.10 Sun
「Physical side」
6月13日(月)-7月3日(日) 11 時~19 時
7月 4日(月)-7月7日(木) 休廊
7月 8日(金) 14 時~19 時
7月 9日(土)・10日(日) 11 時~19 時
※ 会期が延長されました。
Yoshimi Arts (大阪市西区江戸堀1-8-24若狭ビル3F)
電話番号 06-6443-0080
・ DMの画像、紹介文はこちらです。 (ヨシミアーツさんのホームページへ繋がります。)
・ 出品作家・・・・小田志保、柿沼瑞輝、小勝負恵、寺林武洋、安冨洋貴。 一人2点ずつ出品します。
・ 私は6号と10号の作品を出品いたします。
・ 私は6月13日(月・終日)、6月19日(日・終日)、6月24日(金・16時以降)、画廊に居る予定です。お声をかけていただければ嬉しいです。
※ 会期終了まで、この記事をブログのトップでご案内し続けられるようにしています。
※ 通常のブログは下方で更新しています。
(5月24日アップ。6月10日追記。6月25日追記。)
せっかくなので焦らず - 2011.07.08 Fri
実物大の下絵で確認しているとはいえ実際の画面への入り方も不足なく出来、まずは安心しました。
一方、今描いています10号、水面などモチーフ部分は全て描き終えましたが、背景の塗り込みがまだ終わりません。
本当にあと少し。 せっかくなので焦らず取り組みます。
学びの輪 - 2011.07.01 Fri
新規の生徒さん、復帰された生徒さんも何人か加わりました。 ずっと受講されている生徒さんからのご紹介で新しい生徒さんが受講される、ということも多くあります。
高松教室のみならず徳島教室も梅田教室も同じように学びの輪が広がっていて、大変嬉しく思います。
帰宅すると京都造形芸術大学の油絵コースから、コース紹介のパンフレットが届いていました。 こちらに卒業生として、私も紹介されています。