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2012-10

枕と肩こり - 2012.10.28 Sun

先日母に、私の肩こりの話しをしていますと、枕なしで寝てみる事を勧められました。 ネット検索してみますと、お医者さんも進めていました。 
ここ2日ほど実行してみました。 劇的、というのではありませんが普通に楽になりましたので効果はあったように思います。

普段枕は低反発のものを使っていて、快適なのですが、数日前から微妙に違和感を覚えていたのも事実でした。
この「違和感」がある間は枕なしで寝て、逆に枕をしないことに違和感を覚え始めたら、元に戻そうと思います。

京都の画廊を巡って/懐かしい会話 - 2012.10.27 Sat

お昼より、美術学校でのクラスメイトでしたFさんと、京都の画廊や美術館を巡り歩きました。 

最初に伺いました画廊Iでは、美術学校時代の指導教官でしたK先生の個展。カメラアイのクールな眼差しが基調にあると思うのですが、それが描く事への執着を、逆に強く感じさせてくれます。
写真画質と手描き、この相反する要素の両立に憧れて、私は先生に師事したことを改めて思いました。

丸太町通りを東へ歩き、画廊KでのT先生の個展。T先生もK先生と同じく写真画質で描くのですが、描法は異なります。
大作では点描を多用するのが特徴で、光の粒を感じます。 また小品はその設え方や対象の区切り方がスッキリしていて見易く、学ぶことが多くありました。

続いて歩き、京都市美術館で新制作展を見ました。いわゆる美術団体の展覧会で、100号を優に超す大作が100点以上並ぶ様は圧巻です。会員のI先生より招待券をいただいていました。美術学校の先輩・後輩も数名出品していて、先輩Uさんが受賞されていました。

地下鉄を乗り継ぎ画廊Kへ。前述の受賞作家Uさんの個展。 私はUさんが有名になる以前から、学生の頃から、作品に共感し見ていました。 Uさんと私では互いの作品に接点がないように周囲からは見られていましたが、私はUさんの作品の、対象の配置や画面空間への溶け込ませ方に、巧みさを覚え感心してしまいます。

18時ごろ画廊を出ますと、すっかり日が暮れていました。四条駅まで地下鉄で戻り、Fさんと夕食。通りの地下に在るお洒落な洋食屋さんで洋風お好み焼きを食しました。美味しくてリーズナブルでした。
途中同じくクラスメイトでしたYさんからメールがありました。私たちが出た後に、前述の画廊Kへ来たらしく、まだ近くに居るなら合流しようとのことでしたが、少しの差で叶いませんでした。
日ごろあまり出歩かないからでしょうか、後半Fさんは体力が下がってきているように伺えました。それでも最後まで付き合ってくださり、色々話しました。
在学中は施錠時間まで毎日残って描いていました。 3人とも今も制作を続けています。 それでも卒業以来、なかなか纏まって話す機会なんて無いものです。

街の良心/なまはげとハロウィン - 2012.10.26 Fri

所用あり、西宮の門戸厄神駅周辺へ行きました。 友人Uさんが昨年まで住んでいた地ですが、約10年振りに来ましたら、全く土地勘がなくスマートホンで地図を見ながら歩きました。
途中2度道を尋ねましたら、その両方でとても丁寧に教えてくださいました。

他所から来た者がその地で質問する機会なんて限られた数回だけですし、或る程度勇気の要ることです。
その限られた数回が親切な対応ですと、それだけで街の印象が良くなります。 

用事が済み駅までの帰り道、ハロウィンの衣装を着た子ども達がいました。 この行事もすっかり一般的になり、全く奇異に映りませんで微笑ましく思いました。 日本古来の風習で表面的に似たものを想いますと、秋田のなまはげを想像してしまいましたが、あちらは全く奇異そのもの(笑・失礼。)で、かなりの恐怖を植え付けられそうです。
或いは、私のこれまでの生活にその風習が無いからそう思うだけで、当地では一般的と認識されているのでしょうか。

秩序に基いた基盤 - 2012.10.24 Wed

S30号(910×910mm)の制作を進めています。来年3月に企画いただいています個展で、展示を予定しています中では、最も大きいサイズの作品です。 
10号くらいまでのサイズですと、制作中もその画面の全体を見ながら意識しながら描けますので、或る意味画面を制御し易いのですが、30号以上になりますと、まず描きながら画面全体を見ることそのものが困難です。 全く無理というわけではありませんが、描いている範囲以外を見ようとしますとどうしても斜めに見ることになります。

なので、描く時は画面に近づき、見る(画面全体を確認する)時は画面から離れて、という具合になります。
描いているポイントが視点の中心になりますので、極端な言い方をすれば、どのような絵も描き込みにおいては、そこかしこに視点の中心が存在するオールオーバーな画面と言えます。 尤も絵を見る際、細部と全体を同時に意識しては見れませんし、別々に見るそれらが画面内で巧く調和している作品に出逢いますと、改めて視覚芸術の表現の豊かさを再確認する想いです。 
このことは画面サイズの大小に関わらず絵画において必須の魅力なのですが、大きな画面の作品ではその巧拙がより分かり易く表れ、この意識なくしては絵(イリュ―ジョンを感じさせるための秩序に基いた平面)として成立しなくなりますので、描き手は制作時に意識せざるを得なくなります。

それは、ミケランジェロの手がけたシスティーナ礼拝堂の祭壇壁画並びに天井画(『最後の審判』等)然り、ラファエロの『アテナイの学堂』然り、ヒエロニムス・ボスの『快楽の園』、ピーテル・ブリューゲルの『バベルの塔』等は顕著と思います。
これらの作品が只々、画面内を描き込み描きつぶしたのではないのは瞭然で、全体を統治する強固な構図、テーマに基いた導線、明暗や色彩の強弱、配置における緊張と弛緩など、作品には必ず秩序に基いた基盤が在ります。

2段落で書きました「画面サイズの大小に関わらず絵画において必須の魅力」の部分は簡単に言えば、タッチ(自意識のある仕事)の集積が像(イメージ)を結び、描かれたモノが全体の空間を構成する、その際片方の要素が他方のために蔑(ないがしろ)にされることなく共存している状態です。
作品はそうありたいです。 このことは常々考えています。

TVで見た光景が、眼の前で - 2012.10.22 Mon

自宅から駅への道の途中にあります弁当店の隣に、唐揚げ店がオープンしていました。 この唐揚げ店は有名店らしく、お店の前には長蛇の列がありました。
隣の弁当店もこれまではそこそこ賑わっていたのですが、今日はあきらかに客足が少ないように見えました。

この見事な対比、昔 『ミスター味っ子』で見ました、味将軍に潰されていくお店のように思えました。

尤もこのテの現象、どのような場面でも最初の2~3ヶ月は好奇心からこのようになりがちですが、その期間を超えてなおお客様からご支持いただけるか否か、が本当の勝負と思います。

この花の名前は - 2012.10.21 Sun

以前、自宅の庭に咲いていました花を、撮影していました。 
その画像を使って、小さな作品の下絵をつくりました。 この花の名前が何といっていたか、思い出せずにいます。

夕方、自転車で走っていると細い路地に入ってしまいました。 
以前も通ったことのある道の近くなのですが、進む度に、ますます見知らぬ風景になってきます。暫く途方に暮れていると、見覚えのある幼稚園が現れ、漸く元の道に出ることができました。

その幼稚園の脇の道にも、この花が咲いていました。 この花の名前が何といっていたか、思い出せずにいます。

爽やかなな印象を抱きます - 2012.10.20 Sat

お昼より某所にて、Yさんと会食しました。当地在住のYさんに予約してもらい向かいましたイタリア料理店は、大変賑わっていました。
サラダやピザもさることながらお店がお奨めします、渡り蟹のクリームパスタは絶品で、これは確かに予約しないと、と思うほどでした。

その後喫茶店へ移り、色々と話しました。
Yさんは言葉使いや服装がいつもきちんとしている為か、ヘビーな内容の話であっても、爽やかな印象を抱きます。

逆光気味に射し込んでいました - 2012.10.19 Fri

撮影は室内で、モチーフ台の上にセットして行います。 或るとき新しいモチーフを撮影しようと、これまでセットしていた薔薇をモチーフ台から外し、一旦隣のノートパソコンの前に置きました。

撮影後、ノートパソコンの前の薔薇へ眼を転じましたところ、モニターからの光が、薔薇に逆光気味に射し込んでいて、その状態がとても美しくて、思わず撮影しました。
これまで逆光の状態はあまり描かなかったのですが、これから描くのかもしれません。

理想の像(イメージ)は - 2012.10.18 Thu

画像は、以前撮影しました夕方の山です。 これの一部を使って、小さな作品の下絵をつくりました。

いつもそうなのですが、理想の像(イメージ)は、実際に制作する以前に頭の中に在ります。
更に言えば、実際に取材したり、実物に出逢う大分以前から、頭の中に在ります。

実際の現実が、心象(イメージ)に一致した時は、とても嬉しいものです。

01DCIM0302.jpg

大阪・淀屋橋界隈の画廊へ - 2012.10.17 Wed

昼より2つの画廊へ伺おうと予定していました。しかし気付くと準備に手間取り、今から出発したのではその内の1つしか行けないかな、という時間となってしまいました。なのでもう1つへ行くのは後日に変更しなければならないと思いながら出ましたが、様々なことが思いがけず早く行え、月末に行こうと思っていた所も含めて結局4つの画廊へ伺えました。

最初に伺いました画廊Dは、昨秋私も出品しましたグループ展でお世話になった画廊です。今日は新たな展覧会の初日でした。
写実の実力作家さんによるグループ展。私もそうですが、このようなタイプの作品は制作に時間がかかり、年間の制作枚数も少ないです。 画廊としても作品を揃えるのが大変とのことですが、そのような中、写実作品での展覧会を毎年行い拝見させてくれます画廊は貴重と思います。

次の画廊Oへ向かう途中、雨が降り始めました。家を出る時もしかしたら必要かも、と持ってきました傘が役に立ちました。
画廊Oでは写実作家が多く所属しています白日会のグループ展でした。展示作品が多く、好みの作品に出会える可能性が高いのが、グループ展の良い点です。

次は少し離れた画廊Tへ。雨足は強くなるばかりです。
知人Oさんの個展。繊細なトーンがとても素敵なパステル画が展示されていました。 4月にご本人とお会いした際も今展への作品づくりの事をお話しくださいました。

次の画廊Oへは200mくらいしか離れていないのですが…、既に歩けないほどの豪雨。
美術学校でのクラスメイトでしたFさんの個展。 昨年も同じ画廊での発表をみましたが、今回の新作は透明感があって凄い良いなぁー、と思いました。木々や水と人との大きさのバランスや、明暗のバランスに、心地よさを感じました。
(と同級生の私が言うのも生意気ですが、きっと来観される皆さん、そう思うと思います。)

水張りと、パネルへの下処理 - 2012.10.16 Tue

次に描きます30号のパネルに、ケント紙を水張りしました。 
水張りも10号くらいまでですとサイドテーブルの上で行い比較的楽に臨めるのですが、今回のような大きいサイズですと、ビニールシートを敷いた床の上にパネルを寝かせて行います。 ガンタッカーで留める度にパネルを回転させる必要があり骨が折れます。
また下処理としてパネルへは、水張りの前日までに以下のことをしておきます。

・両面を水拭き。
・両面を消毒用エタノール(ドラッグストアで安価で買えます)で拭く。
・裏面に防虫、防カビのステインを塗布。
・表面に麻布を貼る。(経年により浮いてくるパネルのヤニがケント紙に付着するのを防ぐ目的)

文字で書きますと面倒に見えますが、他の制作をしながらの作業ですし慣れるとそれほどでもありません。紙の水張りや、完成後に側面に施します水テープ貼りは、毎回緊張します。

制作の傍らにある音 - 2012.10.14 Sun

制作の傍らにある音。

nhkラジオニュース、カシオペア、ジャズ、マンガ夜話、タモリ倶楽部、まんが道、鉄子の旅、走る男、水曜どうでしょう、深夜の馬鹿力。

名コンビ (自称・笑) - 2012.10.13 Sat

次に描きます作品の案は最終段階まで考え、細部を違えた3つの下絵をつくりました。 その3案は画面の中における2つの要素の、片方を露出させ片方を隠した案と、その逆のパターン、両方を隠したパターン、の3案です。 
言うなれば、
案1は、要素Aを露出、要素Bを隠す。
案2は、要素Aを隠す、要素Bを露出。
案3は、要素Aを隠す、要素Bも隠す。 というものです。
この何れを採用するかを考えている内に堂々巡りになりました。 他者の意見を伺いたいと思いSさんへ、完成時のサイズと3つの画像を添付し、ご意見いただきたい旨メールしましたところ、大変親身にご教授くださいました。

主題をはっきりと見せる為の、モチーフの配置、画面全体の導線、空間処理、明暗対比、等々を細かく。 そして、今回はこうすると良いと思う、というところを具体的に書いてくださいました。
最後に、「申し訳ありませんが、今の私に言えるのはここまでです。後はやってみなきゃ分からないし、出来た絵を観てみなきゃわからないです。何より安冨さんの心に訊いてみないと…。」と書かれていました。

そのアドバイスで充分です。
私もメール送信したあと独り考えまして、概ね、Sさんの考えと同じでした。

以前は下絵が出来るとSさんに意見を伺う、という事が度々ありましたが、ここ数年はしていなかったように思います。 
今回数年ぶりに尋ねたところ、まるで私の頭の中に在る筈の(しかし悲しいことに自分では気づいていない) 「この要素を何故描くのかという意図」にまで潜り込んで議論したかのような意見を、直ぐに返して来てくださったことに、少し感激しました。

終わらない新鮮を伴って - 2012.10.11 Thu

夕方、昨日求めた薔薇やガラス器等をセッティングし、撮影しました。
何パターンも撮影し、これでもう充分、と思いながらカメラや三脚を片付けようと席を立ち上がった瞬間、撮影していた対象が、それまで見せなかった表情を見せて来ます。

先程まで見詰めていた時と、角度が変わっただけなのですが、新鮮さを伴って、別の絵に成りうる魅力を訴えてきます。
そうなると眼前の対象によって芽生えた心象(イメージ)を無視できなくなり、片付けようとしていた撮影を再開することが度々で、いつまでも終わらなくて、困ります。

F先生宅へ - 2012.10.06 Sat

昨夜は仕事の後、高校時代の美術教師でしたF先生が、ご自宅にお招きくださいました。
先生のお宅は制作の為のアトリエや倉庫も併設された3階建てで、広大でした。 倉庫には、私の在学中に先生が作られていましたランプシェードもありました。このランプシェードは、先生自身が桑の木から採った繊維を漉き和紙を作り、絶妙に曲がった小枝と共に構成したものです。 大変懐かしく、見つけた時は思わず拍手していました。 専門は写真ですが、様々な創作をされています。

その後近くの鶏料理店へ移動し歓談となりました。 気骨に満ちた鋳金作家さんのお話し、制作を重ねる中での気付きのお話し、やなせたかし先生をはじめ作品に当人の根幹をひっそり込めるお話し、どれも興味深かったです。
その後先生のお宅へ戻り、更にお話をお聞かせくださいました。
奥様からは素敵な俳句集の冊子をいただきました。季語を必ず入れる俳句では、自ずと自然の移ろいに心を向けることになり、収められている一首一首を読みますと心が落ち着きます。

遅い時間まで居ました。 先生は当初より泊まるよう勧めてくださいましたが、最終電車で帰宅しようと思い、お宅を出ました。 最寄りのK駅まで、20分歩きました。

予備校講師時代の生徒さんと再会 - 2012.10.05 Fri

NHK文化センター高松での仕事でした。午前クラスに1日体験の生徒さんが来られました。
この生徒さん、私が以前勤めていました美大受験予備校に通った経験のある方でした。現在は香川大学に通われている (伺った学年から逆算しますと、この方が高校2年生の時点で予備校は閉校したはずなので、最も大事な高校3年次は携われていないのが悔やまれます。)とのことで、ご縁を感じます。 

松笠を2個描いてもらいましたが、素早く形をとるのが達者で、より細かい規則性の話へ直ぐに移行できました。
これまでに描いたデッサンも何枚か持って来られていましたので、見せていただきましたが、枚数を重ねるごとに上達されている様子が伺えました。

他の時間帯にも新規の受講生が数名ずついます。 徳島教室も含めて、授業中は皆さん集中して取り組まれていますので、私も指導し易いです。

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プロフィール 

安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)

Author:安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)
★ 夜の心象光景を鉛筆で描いています。 下の「カテゴリ Category」に、略歴、作品画像など詳しく在ります。

★ 作品のご用命、お問い合わせは、下の「メールフォーム」、または
東邦アート株式会社(03-5733-5377 http://www.tohoart.com/)へ、お願いいたします。


【ボランチ絵画教室・開講日】
11月7日(火)
11月28日(火)※第4週
12月5日(火)
12月19日(火)
1月16日(火)
1月30日(火)※第5週
香川県高松市天神前7-19 2階
ギャラリー ボランチ
http://hirokiyasutomi.blog111.fc2.
com/blog-entry-1999.html


【これからの出品予定】
■ 第5回 エトワールブリヤント展
11月10日(金)~21日(火)
画廊大千
(大阪市中央区道修町2-5-14
電話 06-6201-1337)

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