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2013-04

鉛筆各ブランドのビジュアル - 2013.04.30 Tue

昨日ブログに書きましたスタビロ。 一時廃盤になった時は焦り、買い漁ったりしましたが、数年前継承モデルが発売されています。

スタビロと言いますと私の年代以上の方には、その軸に赤い塗装と白鳥のマークが施されたモデル(現在廃盤)をイメージされると思います。 
当時のスタビロも、他社が高級なイメージ(ステッドラーは青にマルスヘッドのマーク、ハイユニは海老茶に金環、カステルが深緑)の塗装を施す中においては、比較的可愛いビジュアルだったと思います。
継承された現行モデルのビジュアルは・・・・かなり微妙です。

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上より、ステッドラー、ハイユニ、カステル、スタビロ(廃盤モデル)、スタビロ(現行モデル)

鉛筆各ブランドの描き味 - 2013.04.29 Mon

終日制作。画面には薔薇を2つ描いているのですが、左側の薔薇が半分ほど完成しました。
今月初旬より鉛筆を、ユニ(及びハイユニ)へと変更しました。

私は美術学校の頃より、画材としての鉛筆は長期に渡ってスタビロを使っていました。
恐らく当時も今も画学生の間では、ステッドラーとハイユニが人気の双璧で、8割以上の人がこのどちらかを使っていると思います。 前者は描き味が硬く、後者は柔らかい印象です。
その双璧に次ぐ物として、カステル、スタビロあたりが在ったと思います。こちらも前者は(ステッドラー以上に)描き味が硬く、後者は(ユニより)柔らかい、といった印象を抱いています。 勿論指先という人間の身体でも最も繊細な部位の感覚ですので、微妙な感想の相違は人それぞれあると思います。
上記ブランドを、私の感覚で硬い方から順に挙げますと、
[硬] カステル → ステッドラー → ユニ → ハイユニ → スタビロ [柔] です。つまり私が主に使っていましたスタビロというのは上記の中では最も描き味の柔らかいブランドです。

また使う紙との相性や効果もあり、個人的には平滑な紙には柔らかい鉛筆を、凹凸の感じられる紙には硬めの鉛筆が良いように思います。
これらに加え、画面サイズと鉛筆の粒度との関係も無視できぬほど気になり始めたのが、今回の変更に至った背景です。 画面が8号以下くらいになりますと、ユニをメインにハイユニも補助的に混ぜる、という方がきめ細かに出来ると思いました。
画面の大きな作品に臨む場合は、これまで通りスタビロ、又はハイユニをメインに使うと思います。

以前ブログで、私は紙の下に敷く布の粒度や厚さも調整していると書きました。麻布はサンドペーパーをかけて、綿布の場合は織り具合や柔軟性、また重ねる枚数などです。
また鉛筆も長い状態のときは割とノーマルに使っていますが、短くなり補助軸を使うとき、それは一般的な金属の物ではなくラバー塗装の施された物を使っています。長時間握りますのでこの方が疲れにくいです。この商品は2006年度のグッドデザイン賞を受賞したほどで、多くの方が望んでいたのだと思います。私自身この軸と出会う以前は、金属軸にマスキングテープを巻いた物を自製し使っていました。
またシャープペンはなるべく軽く、グリップ部にはやはりラバーの施されたものを、と選んでいました。(尤も重量は個人の好みの分かれるところでして、重い物を好む人もいるようです。)
この手の話しはあまり雑誌等でも見かけませんが、作家は無意識の内に描き易い画材や手順、フォームを選択・製作していると思います。

どうしてこんなに違うの?と思うくらい - 2013.04.28 Sun

先日注文し、このブログにも書きました箱額、本日受け取りました。 配色パターンを変えて4点あります。
微妙な色のご調整や裏板へのマットの使用など、注文箇所も多様でしたのに、丁寧にご制作くださいまして誠にありがとうございました。 また納期に関してもご無理を叶えて頂き、申し訳ございませんでした。 
と、心の中で呟きつつ早速手元の作品を額装してみますと・・・・・、どうしてこんなに違うの?と思うくらい、同じ作品なのに額縁一つ変えるだけで全く違う表情に見えました。

明日は従来通りの白い箱額を施す作品を画廊へ納めますが、来月半ばには別の新作を収め、それらには今回の額縁をあてがってもらい、今後どのような額装にするか、ご意見を頂こうと思います。(斬新さとスタンダードは、異なる魅力であり、択一の必要がある場面もあると思います。)
先月のアートフェア東京でも従来の白い箱額を施した作品と共に、黒バックのアクリルボックスを施したミニアチュールを展示しましたが、額縁で作品の見え方も変わります。 個人的には額縁、更に言えばサインの位置や書体、作品タイトルに至る、付いている物の全ては、作品の一部と思っています。

T額装へ、お礼のメールを送信しました。 

来年こそは - 2013.04.27 Sat

未明、ようやく確定申告を書き終えました(笑)。 画家は個人事業ですので、当然ながら全て自分で書きます。 
美術学校卒業以来、毎年書いていますが、実は期日内に提出しましたのは昨年の1回のみで、それ以外は毎年、4月半ばころ税務署へ提出に行きます。 毎年、来年こそは期日内に、と思うのですが、毎年遅れてしまっています。

言い訳としましては、個展が1~3月にブッキングされる事が多く、その準備や残務処理に追われて、というのがあるのですが・・・・。
毎回の領収書は収納する段階で、種別収集できるファイルに収めていますので、種別の計算は早いのですが、書類に記入する段階の、どこに何を書いて、というのがややこしく、億劫になってしまいます。
最初の数年で雛形も出来ていて、このところは何も言われることもありませんし、実際に書き始めますと一晩くらいで出来るのですが。 ・・・・来年こそは期日内に提出したいです。

タイ古式マッサージへ - 2013.04.26 Fri

昼よりタイ古式マッサージへ行きました。おばちゃんが自宅で施術してくれるのですが、今年になってから自宅を改装されている為、近所のご親類のお宅で施術してもらっていました。 改装も来月半ばには終了し、お仕事も元のご自宅で出来るそうです。
こちらでは相場の半額で施術していただいているとはいえ、毎月行っていますと出費も気になりますし、何より、自分でも何かやれる事はないかと体操やビタミン剤などやっていました。 そのような中、昨秋試しました某社の温湿布に効果があり、それ以降はマッサージへ行く間隔が1ヶ月半~2ヶ月に1度でよくなっています。

制作では水溜りに映るグラスの影を描きました。次に描く3号も含めて、画面への演出を考え付きました。

いつも以上に - 2013.04.25 Thu

今日から新作を描き始め、終日制作しました。 
殆どの制作では、最初に大まかな明暗と全体の完成イメージを荒描き(勝手にそう呼んでいます)で施します。油彩におけるグリザイユやカマイユのようなイメージの工程でしょうか。その後で細部を各パーツに分けて部分完成的に仕上げていきます。 

今回、荒描きを終えた段階で少し嫌な気がしていました。 ・・・・少し、暗過ぎない・・・・?
鉛筆を動かしている間は(ほぼ毎回そうなのですが)ノリノリで、画面全体を客観視する意識はやや薄いのです。 勿論画面から離れて全体を見る時は冷静に確認できます。

荒描きはその後調子を描き重ねるにあたって丁度良いくらいのトーンで行います。今回、薔薇の部分は従来通り出来たのですが、グラスの部分は暗くなってしまったように思います。
アウトラインを探るのに苦労しましたが、しっかり把握しなくては、といつも以上に真面目に下絵を観察しました。 カットグラスの部分を描き終えました。

八島正明展へ (三重県立美術館) - 2013.04.24 Wed

お昼より、三重県立美術館での八島正明先生の個展へ行きました。 三重県へは近鉄電車で行きます。私鉄ですが、特急料金が要ります。
今回利用しました列車はアーバンライナーという特急で、難波駅(大阪)で乗りましたら目的地であります津駅(三重)まで、途中の駅に停車することもなくノンストップで行けます。

展覧会は、木綿針で引っ掻かれたモノクロームの画面が印象的な先生の、回顧展のような内容でした。作家の過去から今日までの作品がまんべんなく展示されていました。
特に、旗の掲げられた路地を描いた作品に眼が奪われました。旗には小学生や親子、夫婦など個人のシルエットが浮かんでいます。 
その作品を見ていますと、旗日は国が定めた祝いの日ですが、大きな組織としては喜ばしい最中でも、個人個人にはそれぞれに事情があり、やるせない想い、嫌な状況のなかで日々を営んでいる。 
個人と組織、辛と喜、闇と光、それらのコントラストが苦しいまでに鮮明に投射されてきました。 キャプションを見ますと、「三重県立美術館所蔵」となっていました。やはり良い物は収まるべく所に収まっているのだなあと思いました。
初期の影絵を描いた作品も眼を惹きました。先生の奥さまのシルエットを描いている絵で、この作品は以前先生のアトリエで一度拝見しているのですが、所帯を持った青年画家の満たされながらも漂う心細さ、ささやかで穏やかな家庭の状態が伺える画面と思いました。 影絵は文字の集合で構成されているのですが、その文字は新聞の報道記事のような内容でした。
先生のアトリエで拝見した時は緊張していて気付かなかった文字の内容を、今回初めて読むに至れました。新婚の妻のシルエットという極めてプライベートな図像に、前者のような印象ばかり強くありましたが、新聞に出るような外界が如何に騒がしかろうと、自分にとっては家族や自身の人生の方がよほど重要事項だ、というささやかながらも実に芯の強いメッセージも感じ取れました。

資料のコーナーには、これまでに紹介された新聞や雑誌のコピーや、特集された本がありました。(Sさんが取材・執筆された本もありました)
また作品を見ていて、人物など対象を描写する再現性もさることながら、例えば障子や窓枠、床面や掲示板など、大胆な面処理(しかし作業自体は大変丁寧)がとても巧みで、その抽象的な面構成の感覚や構図へのセンスに感心しました。

帰宅後、制作中の作品が完成しました。 そしてお昼見た作品の感想を、Sさんとお電話で話しました。

「月刊美術」5月号掲載 - 2013.04.23 Tue

今月20日発売の 「月刊美術」 (株式会社サン・アート)5月号 の120ページに、先月のアートフェア東京での、私の展示作品へのレビューが掲載されています。
「アートフェア レビュー・プレビュー」のページです。

今年のアートフェア東京への感想と、来年以降への展望や予測について書かれていました。その中で6行ほどですが、私の作品へのご感想も書かれていました。 ありがたいです。
140以上もあったブースの中で、このように採り上げて頂けますのは、本当に励みになります。

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(「月刊美術」5月号の表紙)

拾う仕事 - 2013.04.22 Mon

先日、作品を注文していただいていますお客様とお電話でお話しをする機会がありました。 或る案件への確認の為だったのですが、このようにお電話でお話しすること自体めったにないことですので、思わず会話が弾んでしまいました。

お話を伺う中、
「購入した作品群を見返してみると、安冨さん以外の作家さんの作品で私が持っているのは、家族や周囲との関係をテーマにした物が多く、反面、安冨さんの作品から醸し出る静けさ、個人として存在していることの意味の大きさが際立っていて、改めてずっと見ていられる作品だと思いました。
安冨さんの描かれている世界には、誰もが持っている記憶、時間や時代と共に状況が変わっても個人の心の中にずっと残っている物が、在るのだと思います。」 と話してくださいました。

メジャーな太い道には、時代や状況が変化する中でこぼれ落ちていく物があります。 封印された感情、刷新される価値観・・・・。 無くなったわけではなく、見ようとしない。 底光りし続けるするそれらを、丁寧に拾い上げていかなくては、と思いました。

下絵づくり - 2013.04.21 Sun

現在制作中の作品は、画面の左半分へ描き込み終わりました。 お昼、市立図書館より電話ありました。購入依頼していました画集が届いたとのことです。2ヶ月ほど待ちましたが良かったです。

先日、一旦画像処理しました次作の下絵でしたが、細部の明るさやコントラストにおいて若干の不満がありましたので、夜、その点を詰めるべく再度処理しました。また先日撮影しました美容院の外壁の画像へも、手を加え始めました。6号と4号くらいを予定しています。もっと大きなサイズでも大丈夫な構図なのですが、先ずはこのサイズで描こうと思います。 これで描けるかと思いますと楽しくなります。
制作工程の中では、画面に実際に筆を入れ、イメージ(心象)だったモノがどんどんと眼の前に表れて来る時も勿論興奮するのですが、楽しんでいるのは、エスキスを描いている時と下絵をつくっている時が一番と思います。 反面、作業的な工程(パネルを水拭きしたり防虫・防カビのステイン塗ったり、布貼ったりケント紙を水張りしたり)は苦手です。しかしこういった基礎作業は大切な基本です。
私の場合、実際の作品にするとき構図によっては、絶対このサイズじゃないと、と規定イメージを伴う場合もあります。特に以前はこの傾向が強かったのですが、最近は大作にも小品にも両面有効な構成が多いように思います。

必要な画材(パネル)をネット注文しました。また、新シリーズへの実験を少ししました。

棚へ目隠し処理 - 2013.04.20 Sat

大阪の幾つかの画廊で見たい展覧会もあったのですが、終日制作しました。 

その合間に下の画像の右にあります、居間の棚へ目隠しの布を施しました。 自宅の棚にはこのような処理をしたものが多くあります。
画像の左にあります白い棚は本棚なのですが、こちらも目隠し(フタ)のある物で、そこへディスプレイも出来ます。(実際は左方向へさらに伸びています。) 

目隠し処理により簡単に見た目がすっきりします。
綺麗に整理されていても、居間においては「モノが在る、或いは見えている状態」そのものが混雑しているようにも感じますので、なるべくシンプルにしたいです。しかし理想と現実はなかなか一致していきません。

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ガンタッカーにて内側で留めています。

受賞歴にあります作品 - 2013.04.19 Fri

NHK文化センター高松での授業でした。
午後からのクラスに来られています生徒さんから、ブログ読んでいますと言われました。以前も、同じクラスの他の生徒さんから言われたことがあります。

生徒さんから 「作品画像は画面右の『カテゴリ』内の『作品 works』で見れるのですが、同じく『カテゴリ』にあります『プロフィール』の、受賞歴にあります、それぞれの受賞作品はどれですか?」 と問われました。

確かに、これまで気にする方もおられないだろうと思い、書いていませんでした。下に画像と共に記します。そして「作品 works」のページでの、下記の作品画像にも、受賞内容を追記しました。

夜の根拠
「夜の根拠」  制作年:2002年  
材料:鉛筆、ケント紙、麻布、パネル  サイズ:2273×1820㎜/F150号 
(2002年 「京展2002」 市長賞 受賞作品)
Copyright (C) 2011 安冨洋貴-夜話- All Rights Reserved

※雨やどり
「雨やどり」  制作年:2004年  
材料:鉛筆、シルバーヒルケント紙、綿布、パネル  サイズ:1830×3660mm ※個人蔵
(2004年 「京都造形芸術大学 大学院生展」 大学院長賞 受賞作品)
Copyright (C) 2011 安冨洋貴-夜話- All Rights Reserved

※僕に至る隔たり(損保作品)
「僕に至る隔たり」  制作年:2005年  
材料:鉛筆、シルバーヒルケント紙、綿布、パネル  サイズ:1940×1580mm/変形120号 ※個人蔵
(2006年 「損保ジャパン美術財団選抜奨励展」 秀作賞 受賞作品)
Copyright (C) 2011 安冨洋貴-夜話- All Rights Reserved

「京展2002」なんて10年以上前のことですが、上記以外でも制作しました全ての作品、出品しました全ての展覧会は、どれも鮮明に覚えています。
ブラウザの幅の都合で3点の作品間のサイズが比較しづらいのですが、実際は2番目に挙げました「雨やどり」が、他の2作品と比べ約2倍の大きさです。

「カテゴリ」内の、表記と分け方を変更 - 2013.04.18 Thu

このブログの画面左にあります 「カテゴリ」内の、表記と分け方を変更しました。

これまで「お知らせ」としていました物を具体的に「展覧会」に。 
そして新たに「文献・メディア」を追加しました。 こちらでは主に新聞や雑誌、その他メディアへご掲載、ご紹介いただいた物を挙げていこうと思います。 
それに伴い、過去の記事も分類し直しました。

T額装 - 2013.04.17 Wed

お昼より、私の作品への額縁をつくっていただいています、T額装へ伺いました。 2年ほど前から作っていただいているのですが、私のつくっていただいています額は、注文個所の少ない、既製品に近い額でしたので、寸法と仕上がりの感じをメールでするだけでイメージ通りの物を作ってくださっていました。
今回やや微妙な色合いを求めます額縁をつくっていただくに当たり、面談した方が良いのでは、と思い、予めお電話で伺う日を決め3年目にして初めて工房へ伺いました。作品も持参しました。 
お忙しい中お打ち合わせのお時間をお取りくださり、ご丁寧にご相談に乗っていただきました。
作品を持参したことで、画像でのやり取りでは伝わり切らなかった、作品の質感や風合いが伝わり、作品に合わせたより的確なご提案を頂けました。

T額装のありますのは、モノづくりの街・東大阪市です。関西に来て17年目になりますが初めて訪れました。
そこには小さいながらも工場がたくさんあり、NASAから注文を受けロケットを創る為の部品をつくり、技術提供している工場(といいますか、町工場とのことです)も、この東大阪市内にあるようです。 T額装さん同様の細やかなやり取りで日本のモノづくりを支えておられる姿が想像できました。 

スタッフさんとの打ち合わせの終わります間際、私が美術学校で教わっていましたS先生も、こちらの額縁の愛用者と知りました。 
そもそも私がこちらの工房を知ったのも、学校の先輩・Uさんの個展会場へ伺った際、Uさんがこちらの額縁を使われていて、その仕事の美しさに感心した私に、Uさんが教えてくださったのがきっかけでした。 
形あるモノを扱っている事の強みは、心を込め信頼に足り得る良い仕事か否かが、本人不在でもモノさえあれば割と直ぐに判断でき、それが叶っていれば信頼を結べることです。

(今回作っていただいています額はテスト段階であり、実際に今後も使い続けるか否かは、未だ結論着いていません)

駅前の写真店H - 2013.04.15 Mon

新作を手掛けつつフォトショップにて次作の下絵をつくりました。 以前別の作品を取材した時、構成したのが琴線に触れ、撮影していました。 下絵を2つつくり、閉店時間ぎりぎりでしたが、阪急・川西能勢口駅前の写真店Hへ出しました。3号と4号に描く予定です。

こちらの写真店は、川西市に来て以来ずっとお世話になっています。来た当初は他店でも現像をお願いすることもあったのですが、全体のトーンバランスや細部の表れ方が他店とは比べ物にならないほど丁寧で、とても自分に合っている印象です。 今はデジタルプリントですので、フィルムの頃に比べますと店の間での仕上がりの差は以前ほどではないのかもしれませんが、フィルム時代の仕事の良さを知っていますので、ずっとお世話になっています。
また、お店ではほぼ毎回、「安冨さんの『冨』は一画目の、角が無い『冨』でしたか?」と尋ねてくれます。スタッフは何人かおられるのですがほぼ毎回です。
私はマスコミ等に名前が出る場合、この点に若干拘っているのですが(日常ではそれほどでもないのですが)、受付の仕事一つとっても、丁寧な姿勢が伺えます。

イメージ(想像)は経験の総体。されどそこに固執せず。 - 2013.04.14 Sun

描いています作品が完成しました。次作は既に荒描きまで終えていますので、続いて描きます。
普段私は支持体でありますケント紙をパネルへ水張りします際、パネル裏面まで回らせ、裏面にてガンタッカーで留めます。しかしこの2点では、上下はこれまで通りのやり方で止めましたが左右においては裏面まで回り込むのではなくパネル側面にてガンタッカーで留めました。この状態のまま上層に水テープを貼っても良いのですが、ガンタッカーを抜きながら水テープを貼りました。作業はなるべくシンプルにしたいものです。

数年前に手掛けていました油彩作品において、シンプルな工程案を思いつきました。
材料の特性を知り、それによる可能(或いは不可能)な工程案をイメージします。 
今回の、ガンタッカーを抜きながら水テープを貼る作業もそうですが、実際の作業に移る前段階で如何に具体的なイメージをもっておれるかというのはとても重要な事です。 そしてイメージ(想像)とは経験の総体ですので、実験や体験を通して経験・知識持つことが肝要です。そして経験で得た知識も、そこに限定した物と固執せず、別の発想の種と出来るか、というようなことを、いつも制作しながら、或いはボーっとしながら考えています。

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プロフィール 

安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)

Author:安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)
★ 夜の心象光景を鉛筆で描いています。 下の「カテゴリ Category」に、略歴、作品画像など詳しく在ります。

★ 作品のご用命、お問い合わせは、下の「メールフォーム」、または
東邦アート株式会社(03-5733-5377 http://www.tohoart.com/)へ、お願いいたします。


【これからの出品予定】
■ 特集個展
11月12日(日)
高松国際ホテル
(香川県高松市木太町 2191−1)

■ 第5回 エトワールブリヤント展
11月10日(金)~21日(火)
画廊大千
(大阪市中央区道修町2-5-14
電話 06-6201-1337)

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