スコールのような星々 - 2013.09.27 Fri
鉛筆による描きこみは、主体となる光ではなくそれを浮かび上がらせる為の周辺要素を描いていると言え、描いています最中は、果たして想っているイメージ(像)は画上に再現されるのか、といった事すら不安になりそうです。
そのような時は、「作業の丁寧さ」といった別の目標を掲げながら、出来る限り細部まで描き込みます。
そして最終段階、電動消しゴムでハイライトを表現します。 その途端、そこにはスコールのように落ちてゆく星々の煌めきが表れます。
次々に現れます光を、前段階で施しました背景や陰など周辺要素が受け止め、そこに適切なトーンを落としていきます。