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2014-08

お礼状 - 2014.08.30 Sat

先日、「リアリズム4人展」をご開催いただいていました京都高島屋、日本橋髙島屋の各美術画廊のスタッフ様へ、展覧会へのお礼状を書きました。その文中に、お買い上げくださいましたお客様へもお礼状を書きたいのでご連絡先をお教え頂きたい旨も書いていました。

本日、京都高島屋のF様よりご連絡あり、「 (お客様ご了解済み) 」として、お客様のご住所をお教えいただきました。ありがたいです。作品に込めた想いや今回お買い上げいただきました感謝の気持ちを書きました手紙を、投函したいと思います。
勿論、個人情報の観点からお教えいただけない場合もあります。 全くお教えいただけない場合もありますし、一旦画廊のスタッフさん宛で送り、それを百貨店からお客様へお渡しするような形をとらせていただく場合もあります。今回、日本橋髙島屋でお買い上げいただきましたお客様へはこの形をとらせていただきます。

映画「魂のリアリズム」 / 絵画制作における写真の利用 - 2014.08.27 Wed

美術学校での授業後、シネ・リーブル梅田で野田弘志先生のドキュメンタリー映画「魂のリアリズム」を見に行きました。
学校本部は京都にあるのですが、私が担当します授業は大阪のサテライトで行っています。 そこから映画館まで徒歩12分ほどでした。

映画では、モチーフであります鳥の巣との出会い、キャンバス張り、下地塗り、カーボントレース・・・と時間枠の多くを下準備の工程の紹介に取られていました。その工程自体は一般的な工程なのですが、野田先生の画もこうして皆と同じ工程で始まっているのかと思いますと少し感激しました。
描画に入りましても、大まかな明暗によるアンダーペインティングの段階が延々と続きます。 画面空間で最も奥になります壁(或いは床)を塗り込み、そこに映る影を描き、小枝の前後感、巣としての空間表現、と重ね塗りを経て、表面を部分描写的に描くのは最後の数分となっていました。
完成した作品の表面、私たちが作品を見るとき眼に映っている表面の深奥に、きちんとした理解に基づく空間の意識、陰影表現(アンダーペインティング)があるからこそ、画面内の空間が破綻せず保たれるのだと思います。

ところでこの映画において野田先生は終始写真を見ながら描き、画を完成させてます。 実物の巣は写真撮影の後、元あった場所に返し、制作中に実物を見ることはしていないようです。 実際は確認のため再度見に行っているかもしれませんが、少なくとも終始実物を観察しながら描くという形ではありません。
私も制作に写真を利用していますし、美術学校やNHK文化センターでの授業でも使っています。 
制作に写真を使うか否かは、目的やコンセプトの面から考えるだけでなく、描き手の個人的なやり易さや描き易さに帰結してよい話であり、絶対的な良し悪しは無いと思っています。必ず現物を見ながらじゃないと描けないという作家もいますし、必ず写真を一度通してからじゃないと描けないという作家もいます。
未だ絶対的なタブーと見られている感もあります写真を見ながらの制作ですが、もっと世間に認知されてほしいと思います。
野田先生はモノの実在感を表現する事に重きを置く写実表現におきまして、スケッチなどと同じく、作品を描く為の資料メモの1つとして、写真の利用を認めています。
また私のように写真を、現実とは異なる幻視を孕んだもう一つの世界と捉え、モチーフとして利用している者もいます。
現場レベルではもはや当然のような事だけに、各作家における写真の使い方、関わり方等を、美術雑誌等で特集されましたら知的好奇心を満たす面白い記事となるかもと思いました。

今日の美術学校での授業では額装の説明もあり額装した作品を3点持って行きましたので、それを持っての往復は大変でしたが、高層ビルとオープンカフェの並ぶ通りの夜景は素敵で、初めて歩く道は心地良い緊張感で、ここも描けそうな予感がしました。

「アートコレクターズ」 9月号掲載 /見詰め続けやがて幻視へ近付く - 2014.08.25 Mon

本日発売の、「アートコレクターズ」(株式会社 生活の友社)9月号 の巻頭特集「細密アートのおもしろ百科」にて、作品 『月の雫』の画像と、細部へ拘ることへのコメント等が、掲載されています(52ページ)。
この度はこのようにご紹介くださり、誠にありがとうございます。 大変励みになります。

私はその太さ僅か1mm前後の鉛筆を片手に、画面に対峙します。 描き始める前の白い画面は、途方もなく広大なのですが、一筆、また一筆とタッチを重ねていきますと、やがて画面には、ひとつの像が表れ、留まります。

如何なるものもモノとは結局、部分の集積なのだと思います。 そして紛れもなく、細部の仕事1つ1つを如何に行ったかが全体の結果を構成していると思います。
それは例えば、鳥の巣が小枝の一本一本で構成されているように。雨粒の一滴一滴が大きな水溜りを成すように。個々人によって会社や家庭や地域社会といった組織が成り立っているように・・・・。 

眼前の対象を透徹した眼差しで見詰め続けていますと、しっかり見ているつもりなのに、対象を見れば見るほど、それが成り立っているための要素、存在の不思議さや雄大さが意識され、見えているという事以外の事が想起され、思考は妄想に支配されます。 
モノは、私たちが日常触れ知っているつもりでいるよりも、ずっと複雑で崇高な存在。 世界はとても多視点的で、見れば見るほど、触れれば触れるほど、幻視へ近付いていく要素に満ちていると思うのです。


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(「アートコレクターズ」9月号 52ページ)

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(同 表紙)

りんご - 2014.08.23 Sat

リンゴの皮をむく時、皮を途切れさせずにむこうとしてしまいます。下の画像では約120cm。 特技かもしれません。

普段は単純に早くむくことに目的がありますので何も意識することなくむきますが、皮を長く残すことに特化して、例えば細く切り出して行えば、もっと長く出来ると思います。

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お返事、お礼状を投函 - 2014.08.21 Thu

昨日、中学時代の美術教師よりぶどうをいただきました。藤稔(ふじみのり)という品種です。 果実は大粒で大変瑞々しく美味しかったです。M先生のお姉さんがつくられているそうです。
同封されていましたお手紙には、今は私がご案内状を差し上げる展覧会へなかなか伺えない事、しかしながらその作品画像を見たり、このブログを読んで近況を知ることが楽しみだと綴られていました。
卒業して20年以上経ちますが、今も気に留めてくださいますのは嬉しい限りです。

そのM先生へお返事を書き、投函しました。 また、先月から先日にかけて巡回展として「リアリズム4人展」をご開催いただいていました、京都高島屋、日本橋髙島屋の各美術画廊のスタッフ様へ、展覧会へのお礼状を書きました。
先日生家へ帰省しました際、古い記念切手が纏めて出てきましたので、それらを使いました。

相次ぐ豪雨被害 - 2014.08.20 Wed

昨日東京から帰って来たばかりですが、東京での滞在中に京都の福知山で大雨被害が報じられました。また、今朝は広島市内での土砂災害が報じられています。 
画像で見ていましても、壮絶な悲惨さが伝わります。現地の方はさぞ不安で、嫌で、理不尽さを覚える想いをされていると思います。 我が身に起こったと考えますと、あまりに辛くなります。

こういうとき特に思いますのは、自治体での排水能力をもっと上げておけば免れる浸水被害、免れる二次被害もあったのでは、という事です。 安佐南区には友人がいます。広島市内にも知人が何人かいます。 他人事とは思えません。
自衛隊も派遣されると聞きますし、まずは行方不明者の救出と確認、避難された皆様の安全確保に努め、避難された皆様には、自身の命あっての物種、と気持ちを落ち着けてほしいです。
早急な収束をお祈り申し上げます。

グループ展「リアリズム4人展」 最終日 - 2014.08.19 Tue

グループ展「リアリズム4人展」 、本日最終日でした。 今回 もお忙しい中、お時間を設けて作品をご高覧くださいまして誠にありがとうござ いました。 そして格別のご評価の上、お買い上げいただきました皆様には、心から感謝申し上げます。
皆様から頂戴しましたご批評を胸に、これからも更に画道に精進したいと思いま す。

私は17日(日)の夕方、見に行きました。現地でSさんと合流しました。 久し振りにSさんに画を見ていただき、ご助言いただきました。

今展は先月京都店で催されました同展の巡回展なのですが、三浦先生の初見の大作が展示されていたり、港先生、廣田先生も何点か新作が補充されていました。 
他の出品者の作品を見ますのも勉強になりますし、会場の広さなど展示環境が変わります事によって見え方など若干変わりますのも、毎回面白いと思います。

グループ展 「リアリズム4人展」 - 2014.08.19 Tue

こちらの展覧会は終了いたしました。 ありがとうございました。

グループ展を企画いただきました。 ありがたいです。
※ 会期終了まで、この記事をブログのトップでご案内し続けられるようにしています。

通常のブログは下方で更新しています。

「リアリズム4人展」
2014年8月13日(水)-19日(火) 10:00~20:00(最終日8月19日は16:00閉場)
日本橋高島屋 6階美術画廊 (東京都中央区日本橋2丁目4番1号)
電話番号 03-3246-4310

・ 出品予定作家・・・・廣田真知子・三浦明範・ 港信夫・安冨洋貴 (敬称略 50音順)
・ 4名の作家が表現します華麗な現代リアリズム作品を、大作から小品まで約30点(ひとり7~8点)展示発表いたします。

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(DM画像面)

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(DM宛名面・紹介文)

4駅踏破 - 2014.08.18 Mon

昨日は夕方、日本橋高島屋にて、帰省先から帰京しましたSさんと合流しました。 久し振りにSさんに画を見ていただき、ご助言、ご感想を伺えました。

今日はSさんの出勤時間にあわせて、Sさん宅を出ました。美術館へ行きたかったのですが、月曜日は休館という事でしたので以前よりしたいと思っていました街歩きをしました。 
最寄りの成増駅から東武線で朝霞駅へ行き、武蔵線に乗り換え南浦和駅で降りました。 そこから南下する形で4駅分、川口駅まで延々歩きました。気温こそ高かったのですが、湿度が案外低かったのと軽装でしたので、スライドを大きくとりスイスイ歩けました。
地図も見ませんでしたが、京浜東北線の線路を見ながら歩けば充分大丈夫でした。

後で調べましたらその距離は6kmほどで特別長いものではありませんでしたが、この炎天下で踏破できましたことは妙に自信になりましたし、何より楽しかったです。

画像は道中、蕨市で撮影したSLのある公園です。何て名前の公園でしょうか?

猪名川花火大会 - 2014.08.16 Sat

日中制作。現在手掛けています画は8割方描き終えました。

自宅のあります兵庫県川西市は今日、お隣の池田市と合同開催の「猪名川花火大会」でしたが、祭名にもあります猪名川が増水した事により、順延どころか中止だそうです。
先日の大雨の影響と思います。私の住んでいます近隣ではあまり被害らしい被害もなかったのですが、 川西は南北に長く、南部(市街地)と北部(山間)では気候も若干違うと思います。

川西市に住んで久しいのですが、毎回遠くから見るだけで1度もまともに見ていないように思います。 

お盆帰省から帰宅 - 2014.08.14 Thu

昨日より、お盆のため香川県の実家へ帰省していました。一通りするべき事をし、久し振りに実家の両親と食事して、お昼過ぎには帰宅すべくバス停へ行きました。
普段は神戸行きに乗るのですが、今日は 大阪高島屋で見たい展覧会がありますので、なんば行きを待っていました。 何時の便になるか分からなかったので予約していませんでした。 目当てのバスが到着し、運転手さんに予約していないが乗れるか訊きました。そうしたましたら残りは最後列(予備席)の1席のみ。迷わず購入しました。隣は力士のような大柄な男性でした。最後渋滞し30分遅れての到着。

地下通路でしたらJR難波駅から高島屋へは直通なのですが、一度地上に出た所為か数分歩きました。
画廊Tよりご案内いただいていました抽象画の展覧会と、伊庭靖子先生の個展を見ました。

グループ展 「 Rose Rose Rose 」 - 2014.08.12 Tue

こちらの展覧会は終了いたしました。 ありがとうございました。

グループ展を企画いただきました。 ありがたいです。
※ 会期終了まで、この記事をブログのトップでご案内し続けられるようにしています。

※ 通常のブログは下方で更新しています。

「 Rose Rose Rose 」
2014年8月6日(水)-12日(火) 10時~20時
名古屋高島屋 10階美術画廊 ( 名古屋市中村区名駅一丁目1番4号JRセントラルタワーズ内)
電話番号 052-566-1101

・ 出品予定作家・・・・赤木範陸・阿部友子・荒木享子・有田巧・安西大・ 池口史子・伊藤晴子・大竹寛子・岡義実・奥村美佳・ 河村純一郎・菊地武彦・北田克己・國司華子・栗原一郎・神下雄吉・小杉小二郎・櫻井孝美・佐々木豊・笹本正明・菅原さちよ・田尾憲司・田村鎮男・ 崔恩景・千々岩修・林敬二・ 廣田真知子・広田稔・保田井智之・堀井聰・三浦明範・ 港信夫・宮いつき・安冨洋貴・柳沢正人・山口暁子(敬称略 50音順)

・ 私は3号の新作を出品いたします。

・ 今展は、昨年12月に日本橋高島屋で、今年2月に横浜高島屋、3月に岐阜髙島屋、6月に大阪髙島屋で開催されました同展の巡回展ですが、今回の名古屋展では、私は別の新作を出品いたします。新作を発表できますご縁に恵まれ、幸せに思います。

・ 高島屋のシンボルフラワーである薔薇をテーマにした展覧会です。日本画・ 洋画の作家30余名が表現するざざまな薔薇の魅力をお楽しみください。

rosenagoya1.jpg
(DM画像面)

rosenagoya2.jpg
(DM宛名面・紹介文)


「月夜」 blog

(「月夜」 ※日本橋展での出品作品。 名古屋展では別の新作を展示致します。)


透明な燈 blog

(「透明な燈」 ※横浜展での出品作品。 名古屋展では別の新作を展示致します。)


お話しする星々blog

(「お話しする星々」 ※大阪展での出品作品。 名古屋展では別の新作を展示致します。)

LCC(格安航空会社) / 「作品 Works 2014」を設けました - 2014.08.11 Mon

今月半ば、Sさんに招かれて東京へ行きます。 LCC(格安航空会社)で行こうと思いました。
しかし調べますと、同じ会社でも時間帯によって料金が変わり、そこへ関西国際空港までの移動費、成田からの移動費を加味しますと、新幹線と比べて安価となるのは朝一番の便となります。 兵庫県川西市の自宅から関西国際空港へ早朝移動するのは、電車やバスの便がありませんでしたので、この方法は断念しました。 LCCが伊丹空港から出ていれば、自宅から近いので実現可能なのですが。
それでもLCCは魅力的に思います。先日Cさんも利用した時の便利さをお話しされていました。私の探し方に不足があったのかもしれません。

画面左の「カテゴリ Category」に、「作品 Works 2014」を新たに設けました (こちら)。 今年、これまでに描きました作品の一部を挙げました。

避難勧告メールに若干ビビる - 2014.08.10 Sun

台風が近づいているようで、未明から雨がずっと降っています。 雨音が騒がしく、それで目覚めたほどです。公共交通も幾つかストップしていたようです。
また、日中何度も避難勧告のメールが届きました。最初は隣の池田市の情報でしたが、次に自宅のあります川西市の情報が届いた時は若干ビビりました。 幸い私の住んでいます近隣では何もなく夕方には雨も小降りになりました。

今は、別注で承っています作品を描いています。 クラシックカーの作品と、桔梗の作品です。

Oさんとご面談/藤城誠治展 - 2014.08.08 Fri

夕方より梅田(大阪)にてOさんとお話ししました。 伺いました色々な情報は本当に役立つものと思いました。団体に属していない私は細かい情報に疎いので、 Oさんの優しさ、お心遣いに感謝しています。
入った喫茶店でのアイスコーヒーも美味しかったです。

解散後、せっかく大阪まできたので大丸百貨店で藤城誠治展を見に行きました。版画の即売展でしたが原画のコーナーもありました。 
藤城誠治さんの影絵作品は大好きで、昨年大阪文化館で大規模な個展がありました時も見に行き、幻想世界に目眩いする想いでした。 カラフルな作品も好きですが、個人的には色彩の少ない、影部分の多い作品が好きです。

光と影で悲喜の物語を表し、見る人の心に訴え、感じてもらうというのは、私の目指す表現でもあり、只々感激していました。
ライティングアートの商品(LEDの光を画の背後から当てた、実際の影絵作品と同じ設えの商品)も展開されていて、お客様も感激していました。


(大丸百貨店入り口横にあります、落下する水による電飾。撮影下手・笑。 本当はもっと格好いいのですが…)

夜が始まる - 2014.08.07 Thu

制作していました12号の作品が完成しました。 夜の駅舎を描きました新作です。

現在このブログのトップでご案内していますグループ展 「リアリズム4人展」(日本橋高島屋・8月13日(水)-19日(火)) へご展示、ご紹介いただきます。

いつもギリギリまで描いてしまいます。 ギリギリまで描かせてくださり、待ってくれますスタッフさんには、いつも感謝しています。

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プロフィール 

安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)

Author:安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)
★ 夜の心象光景を鉛筆で描いています。 下の「カテゴリ Category」に、略歴、作品画像など詳しく在ります。

⬛ 個展「安冨洋貴展 ~煌めく夜~」
8月16日~22日
横浜タカシマヤ
(045-311-5111)

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