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2019-05

「江戸のスーパーグラフィックス 自然に挑む」  - 2019.05.20 Mon

香川県立ミュージアムでの「江戸の超グラフィック 自然に挑む」 を見ました。
18世紀半ばに高松藩を治めた高松松平家によって制作された、魚、鳥、植物、それぞれの「博物図譜」なのですが、それが、もう「有るモノ全て、漏らさず描く」。 ここでの価値観は清々しいまでに、この一点張り(笑)。

見えるか見えないかというほどの微細なレベルの箇所まで線で描かれる、魚の鱗やヒレ、鳥の羽毛や脚。 質感や色彩も細かく再現しようと、例えば魚は、予め銀箔を押した上に彩色を施すなど、下地素材や色の塗り重ね方に独特の工夫がありました。
そして個人的に興味深かったのが、「ものすごくリアルに描いた図像を、切り貼りする」という手法。 恐らく最初は、デジタルツールでいう所の「コピペ」のような、編纂をし易くするという作業上の都合から始めた手法と思うのですが、これによって唐突に表れる不思議な空間感は、かなり独特の物と感じられました。

立体や空間を平面上に表現する為の叡知は、洋の東西を問わず数あれど、この手法は本画でもあまり見られない物で(咄嗟に近いのを思い出すのは、鴻崎正武かな・・・)、これを表現手法として継ぐ者が現れると、絵画表現の多様性が感じられるのでは、と、本来の「博物図譜」から離れて、絵画に応用する事ばかりいつも考えてしまいます。

リサイクルショップへ - 2019.05.18 Sat

先日の衣替えで出ました、不要な衣類や鞄などをリサイクルショップへ持って行きました。紙袋3個分、持って行きました。
査定カウンターに行きますと、店員さんから「秋冬物は、いま査定するよりも秋口にお持ち頂いた方が高額査定となりますが、如何いたしましょうか」と教えてもらいました。 当然、秋冬物は一旦引っ込めて、秋に改めて持って来る事にして、今回はTシャツや鞄のみ査定してもらうことにしました。

店内で15分ほど待ち、アナウンスされたので再び査定カウンターへ行き、買い取り額を伝えられました。
・・・・・、秋冬物は、メルカリに出たいと思います。(笑)

「陽のあたる岡」 - 2019.05.16 Thu

朝から車で一路、岡山県へ行きました。岡山へ行くときは毎回午前中に瀬戸大橋を走るのですが、 橋が直線になる頃、視野いっぱいに瀬戸内海が拡がるといつもテンションが上がります。 
市街地に車を停め、表町商店街に入りますと丸善や感じの良い画廊が迎えてくれます。そして岡山天満屋へ行き、2月に企画いただきましたグループ展「それぞれの写実展」でお世話になりました美術画廊のスタッフさんに、ご挨拶しました。

3時前、今回の最大の目的、天神山文化プラザでのグループ展「陽のあたる岡」へ。
具象表現の絵画を中心に13名の作家が数点ずつ出品していて、そのほとんどが100号前後の大作で、しっかり描き込まれていて、かなり見ごたえがありました。
或る作品の中に伺えました、対象が内から発光して見える様は私も望んでいる表現なのですが、発光している箇所と通常の箇所とでは、対象に施した明暗のバランスをかなり変えている点と、背景にもその影響による変化を表現している点が、特に大きな刺激でした。
そして出品作家の中の一人を特別展示として一室全てを使い展示していて、その一室はその作家の個展のようです。
今回は鳥をモチーフに描くGさんが特別展示で約20枚の画が並んでいました。翼の極彩色のグラデーションは色彩の変化に富み、ダイナミックな画面構成と共に、動性を感じます。

今展をご案内くださいました泉谷淑夫先生(一陽会運営委員・大阪芸術大学教授)のご在廊時間に合わせて伺いました。 多くのお時間を頂戴して、これまでの画業や教育現場での様々を伺えたことが最大の収穫でした。
泉谷先生の画を私が知るきっかけは約20年前の「花の美術大賞展」での大賞受賞作品なのですが、そこに至るまでの数年に渡る制作の変遷のお話しは、ご本人から聞く実話だけに実感があり、不屈の工夫が如何に重要で必要かを思い知りました。

ショートメール - 2019.05.14 Tue

昨日の記事に書きましたKさんからのメールは、ショートメールでした。 この業界特有なのか、単なる世代的な事なのか、私の周囲は所謂ガラケーユーザーが多いです。(私はタブレットとガラケーの2台持ち)

そして今の20歳代以下の人たちには、その存在も知らない人が過半数と思われますショートメールも、ガラケー特有の機能。
それは、打てる文字数が全角最大70文字以内、しかし電話番号がそのままアドレスなのでとても簡便。 この2点だけを見ればlineのようですが、そこはあくまでメール。「既読」など出ません。(と言いますか、個人的にはこういう表示が出ない点が、楽なのですが・笑)
そもそも携帯電話でのメール機能は、最初ショートメールのみでして、そういう黎明期から携帯を使っていますと、この「限られた文字数に何とか収める」べく「工夫する」のが、とても楽しいのです。

奈義現代美術館のKさん - 2019.05.13 Mon

夜、奈義現代美術館のKさんから携帯にメールがありました。
内容は、「今月24日20時からBS11放送『フランス人がときめいた日本の美術館』で奈義MOCAが取り上げられます。ご覧下さい。 」奈義MOCAとは奈義現代美術館のこと。

奈義現代美術館は私が30歳の時に個展を企画いただいた思い出深い美術館で、その後も何度か伺い、近いところでは昨夏の木村克朗先生の個展、そして昨秋しんわ美術展での受賞の報告へ行きました。その度にKさんとお話しし、刺激を得ていました。
奈義現代美術館は美術館自体も大変美しいのですが、常設展(荒川修作+マドリン・ギンズ、宮脇愛子、岡崎和郎)の他、毎月企画される展覧会では、名前と作品が一致するくらいの、所謂「気になる作家」の個展が企画される事が多いです。 現存作家の、それも大作を個展形式で見られる機会は、地方では案外少なく、貴重です。
私の個展を企画いただいた際、Kさんに書いて頂きました作品評は、今も作品ファイルに資料として載せています。 先日の徳島そごうでの個展の時も会場に置いていましたら、そのページを興味深くご覧になる方が何人もおられました。

「変化する事を常とし、またそれを受け入れ適応する事を楽しむ」 - 2019.05.10 Fri

先日のブログで気温の不安定を書きましたが、その後普段着はシャツが中心ですが、今も日によってフリースが必要だったり、逆にTシャツのみで大丈夫だったりします。
しかし庭の紅葉が完全に葉を付けましたし、流石にコタツは要らないだろうと片付けました。

コタツの脚と天板を外して押し入れへ。それと同時に押し入れからテーブル机を出します。
押し入れはふすまを外して、出し入れがスムーズにできます。漆喰の壁は湿度を適度に保ち、障子は外光を適度に遮りながら柔らかく通します。 
こういう営みを通して、「変化する事を常とし、またそれを受け入れ適応する事を楽しむ」というこの国の美意識に、日本家屋は誠に適っていると思います。

今年も季節が巡る - 2019.05.08 Wed

先週は暖かい日が何日か続き、もう寒くはならないだろうと衣替えしたのに、今週は寒いです(笑)。 一度は片付けたフリースを、再び出して着ています。

こうして今年も季節が巡るんだろうなと思います。


まだまだ寒いよ。(寒がり春斗・談)

グループ展 「薔薇 Festa」 - 2019.05.07 Tue

こちらの展覧会は終了いたしました。 ありがとうございました。

グループ展を企画いただきました。 ありがたいです。


※ 会期終了まで、この記事をブログのトップでご案内し続けられるようにしています。
※ 通常のブログは下方で更新しています。

グループ展 「薔薇 Festa」

2019年5月1日(水・祝)~7日(火) 10時~19時30分 (最終日16時閉場)
京都タカシマヤ 6階美術画廊 (京都市下京区四条通河原町西入真町) 
電話番号 075-221-8811

・ 出品作家・・・・青木恵美子・赤木範陸・荒木享子・安西大・伊藤晴子・岡義実・奥村美佳・笠井誠一・金木正子・狩俣公介・河村純一郎・國司華子・栗原一郎・小杉小二郎・櫻井孝美・佐藤泰生・菅原さちよ・田尾憲司・田中英生・田村鎮男・田村能里子・千々岩修・長谷川幾与・平澤篤・平松礼二・廣田真知子・舟木誠一郎・堀井聰・三浦明範・港信夫・安冨洋貴・山口暁子 (50音順・敬称略)

・ 私は8号の作品を出品いたします。 新作を発表できますご縁に恵まれ、幸せに思います。

・ 華やかで「美」「愛情」などを連想し、多くの人々に愛好される「薔薇」をテーマに、日本画・洋画それぞれの画壇を代表する作家から、新進気鋭の若手作家まで個性豊かに表現していただきました。華やかな雰囲気の作品や、シックでシャープなイメージの作品など約30余点を展観いたします。

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(DM画像面)

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(DM宛名面・紹介文)

お礼状投函 - 2019.05.06 Mon

先日の徳島そごうでの個展(4月23日~29日)で、芳名禄にご記帳頂きました方へ、お礼状を投函しました。
文章は活字で印刷するのですが、全てに手書きで一筆を書き加えます。

書いていますと、これまでも何度か展覧会へ足を運んでくださった方もいますし、初めて(或いは偶然)来られた方もおられます。 そんな初めての方が、ご案内している内に2度3度と来てくださる事も少なくありません。
こうしてみると本当に一期一会なのだと感じ入ります。

ゴールデンウィークも - 2019.05.04 Sat

世間は最大10連休の最中ですが、変わらずアトリエで描いています。8号サイズでエスカレーターを、4号サイズでカフェレストランの一角を、描いています。
これらは「星座の会展」(6月26日~7月2日/阪神百貨店梅田本店、7月13日~14日/大阪美術倶楽部)へ出品します。近付きましたら改めてご案内いたします。

グループ展等でお世話になっています先輩画家Oさん、これまで使っていましたヤフーブログの終了に伴い、移行先を探していました。
そして今日、Oさんのブログを見ますと移行先(新規ブログ)の事が書かれていて、私と同じFC2ブログで開設されていました。
ヤフーブログが終了しますのは12月15日ですし、ヤフーが準備しています移行ツールでの移行可能な他社ブログ先(推奨移行先?)に、FC2は入っていなかったので自力で開設したのでしょうか。

平成31年度版 高校3年用教科書 「美術3」(光村図書出版株式会社) - 2019.05.02 Thu

この度、光村図書出版株式会社の教科書、「美術3」(平成31年度版・高校3年・美術) に、私の作品「雫の器」が掲載されることとなりました。 
ご掲載いただいていますページや、製本されました教科書の全体像を改めて見て、 この教科書を使って若い学生が学ばれる場面を想像しますと、感慨ひとしおです。

そして作品画像に加えて、私が鉛筆で表現する所以を書きました文章も掲載されています。
大変光栄で、嬉しく思いますと共に、改めて気持ちが引き締まる想いです。

前回の平成27年度版へも作品画像が掲載されていて、その時は「雨やどり」 という椅子を描いた作品の画像を掲載頂きましたが、今回の改定におきましては、傘。
傘は、私が描く絵の中でも最も多く描いていると思われますモチーフの一つです。 これさえあれば雨(災難)から身を護ることが出来る、日常における最低限のシェルターであると同時に、逆さまにする事で、生命の源として無くてはならぬ水を溜め愛しむ杯(さかずき)にもなる。
そういった愛憎両面を併せ持つモノの象徴として描いています。

掲載ページ等の画像を下に添付しました。
なお、ブログで写真等を公表する際には、著作権保護のため他の先生方の作品が写り込むといけませんので、実際のページには木下さん、ジャメックさんの作品画像が載っていますが、隠しています。

img20190501_14525750.jpg

(9ページ目の上段に、掲載されています。)

2019kyoukasyo 1
(同テーマである8ページ目)

img20190501_14431887-01.jpg
(表紙)

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プロフィール 

安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)

Author:安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)
★ 画家・日本美術家連盟会員
夜の心象光景を鉛筆で描いています。 下の「カテゴリ Category」に、略歴、作品画像など詳しく在ります。

★ 作品のご用命、お問い合わせは、下の「メールフォーム」、または
東邦アート株式会社(03-5733-5377 http://www.tohoart.com/)へ、お願いいたします。


【フォンテーヌ絵画教室・開講日】
5月7日 (火)
5月21日 (火)
6月4日 (火)
6月18日 (火)
7月2日 (火)
7月16日 (火)
香川県高松市鍛冶屋町1-2 榊原ビル2階 ギャラリー ラ・フォンテーヌ
(上記の日の、10:00~12:00)
ご見学、1日体験受講もございます。
詳細は↓こちら↓。
http://hirokiyasutomi.blog111.fc2.
com/blog-entry-2192.html 


■「星座の会展」
6月26日(水)~7月2日(火)
阪神百貨店梅田本店 9階美術画廊
(大阪市北区梅田1-13-13
電話 06-6345-1201)

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