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2020-03

いま直面している驚異 - 2020.03.31 Tue

連日絶えない新型コロナウイルスのニュースですが、志村けんさんの訃報には心底驚きました。
有名人だから現実的に想うというのも勿論ですが、きっと最善の治療を施したと思うのに、それでも短期間で一方的に症状が進行した事、抵抗できなかった事に、いま直面している病の驚異を、よりリアルに感じました。
よく寝て、栄養バランスよく食べて。個人の抵抗力こそが最後の鍵と思います。

明日行こうと思っていました「日本美術家連盟 四国支部徳島作家展」も、延期とのお報せが届きました。会場の判断でしょうか。 
秋には私の勤めています教室の展覧会(高松と徳島の2会場)を考えているのですが、それの徳島での候補会場も、今月は開催を見合わせています。早く終息してほしいです。

リサイズ - 2020.03.28 Sat

クラシックカーのある風景を3号サイズで描いています。その制作の傍ら、3月6日の記事(こちら)に構想を書いた100号パネルをリサイズし始めました。

まず、100号Pサイズ(1620×1120mm)だった画(紙)の一部を剥がして捲り、パネルを切断します。切断したパネルの切断線の裏面に桟を貼り、接着剤が固まるまでクランプで固定します。
接着剤か固まったら、捲った紙の裏に水を塗り、改めて水張りします。これで100号M(1620×970mm)くらいの大きさになりました。
この100号Mのパネル(1620×970mm)と、新しく作るパネル(1620×650mm)を合わせて、100号S(1620×1620mm)にするのが最終的な目論見(もくろみ)です。

やはり動き出した・・・・ - 2020.03.26 Thu

新型コロナウイルスの感染回避のため、不要不急の外出を控えるよう要請が出ています。
少し前には、マスクを求めるお客さんが殺到したためドラッグストアでは購入制限をし始めた、といった事が報道されていました。

個人的にはその頃から、ハンカチとガーゼと髪止めゴムで、簡易的なマスクを自作出来るのでは、と思っていました。
Hさんのブログを見ますと既にやっていました。作り出すとハマったようで既に100枚以上作ったとの事。作り過ぎ・・・・。

そしてマスクの生産不足の報道がされていたころ思っていたもう1つの件が、私の郷里・東かがわ市(国産手袋の9割をつくる手袋の街)、マスクも作れるんじゃないかな、と。
すると夕方のニュースで作り始めたとの事。しかも抗菌作用のある良品を。

強固なイマジネーション - 2020.03.24 Tue

8号サイズで描いていました薔薇の画は一通り描き込みを終えました。薔薇の画を描き込むために中断していました100号の波の画も、その間に背景を描いていました。

背景は夜闇になるのですが、ベタ塗りではなく、海の湿度やモヤがかかった感じを表すべくグラデーションを施しました。 そのイマジネーションを強く維持して、広大な面へ、想うようなトーンを施しました。


頑張れ!(愛息・春斗談)


集中、集中。(春斗談)


集中~!(鬼コーチ・春斗談)

インターネットの接続変更 - 2020.03.22 Sun

自宅のインターネットは某社の接続サービスを使っていたのですが、近々サービスを終了するとのお知らせを頂いていました。
その際後継としてご案内頂いていましたS社へ変更すべく、先週申し込みましたら、必要機材が一昨日届きました。

自宅ではこれまでADSLを有線LAN接続していたのですが、そのモデムとケーブルを外しました。既に固定電話は置いておりませんし、これで回線自体も要らなくなりました。

教室展の計画 - 2020.03.20 Fri

勤めていますNHK文化センターは新型コロナウイルスの影響を考慮して半月間休講していました。香川県はつい先日1名発症しましたが、休講の御達しが出ました今月3日時点では0名でした。全国展開している教室のため統一したのだと思います。
その休講措置が解けて最初の出講日でした。教室では机の間隔を空け、私もマスクをし、消毒用のアルコールを設置しています。

仕事のあと、今秋に計画しています教室展の手続きのためサンポートホールへ。事前にホームページで調べておいた第一志望の期間を仮予約できました。
前回の教室展の会期中、事務手続き上、次回からは展覧会名を少し変更した方が良いという事になり、教室名を外し「◯◯の会展」となる予定です。

仕方ないとはいえ - 2020.03.18 Wed

昨年3月に企画しました教室展、今年は秋に出来ればと考えております(あくまで希望)。
これまでは年度末が良いと思い、毎回3月頃にすることが多かった教室展ですが、準備時期(1~2月)が確定申告や様々な締切と重なることもあり、秋に変更して開催できればと思っています。
昨年の高松会場だったサンポートホールの空きスケジュールを調べ、それと連動しやすい時期で徳島会場を探しています。

その候補地のひとつ、ヨンデンプラザ徳島へ行きました。 するとコロナウイルスの影響で当面全てのイベントが中止とのこと。仕方ないとはいえ、世知辛いです。

ヨンデンプラザは四国電力の施設で四国各県にあり、地域の文化活動を発表できるギャラリーが併設されていて、個人的に好きな施設です。(会場使用料が無料というのも大きい)
高松でも以前は商店街の中にありました。その頃は当地で高松の教室展を開催企画したりしていました。

小豆島の醤油 - 2020.03.16 Mon

Yさんから小豆島の醤油を頂きました。誠にありがとうございます。小豆島は醤油造りが有名です。
Yさんには別注で傘の作品をご用命頂いております。 一生懸命描きたいと思います。

別注をご用命、ご検討の際は、このブログの画面左「プロフィール」の欄にあります、作品取り扱い画廊の東邦アートへ、ご連絡頂ければ幸いです。
Yさんもそうされました。

自治会 - 2020.03.14 Sat

19時より地域の自治会の総会へ。毎年1回あり会場は自宅の向かいのT社の2階。近いのは良いのですが、サボってもバレますし皆勤です。
今回はこのご時勢ですのでマスク着用での参加が周知されていました。

参加して思うのは、会長は大変そう、というもの。 皆さんの意見を汲みそれを役所にお願いに行ったり、お金(自治会費)の管理もあります。本当におつかれ様です。
昨年は班長をしました。これは想像していた通りの仕事量でした。
会では、用水路に隣接していて掃除を要していたり、公園に隣接していて風で砂が吹き込んできたりと、他の班が抱える事情が伺えました。

最初に思い描いたイメージを成立させる為に - 2020.03.12 Thu

100号サイズ(1620×1620mm)で描いています波の画、前半を終えました。ここで一旦制作を中断し、しばらく眺めます。今後大幅な変更が効きづらい大作だけに、冷静に見つめて、早めに反省点を発見するためです。
先日より別の薔薇の画を描き始めました。最近は以前よりも輪郭部分をぼかして、より柔らかい印象にしたいと思っています。

当然ながら最初に思い描いた全体のイメージを、最終的に画面に成立させる事こそが目的です。 これを見失わず、細部の描き込みや明暗バランスの配置等は、その目的を達成するのに有用な事を、やっていきたいです。

 - 2020.03.10 Tue

Iさんより、県内某店の会長の奥様が新型コロナウイルスに感染した、という情報を聞きました。
それをJさんに話そうとしましたら、私が話す前にJさんも同じことを話して、報道では香川県の罹患者は0人だがそれは徳島に隔離されているから、と。

そうしていますと、そのお店で貼り紙が出されました。
「感染、隔離のうわさは全くの嘘」 と。
それにしても、うわさが出始めてから売り上げが10~15%もダウンし、お客様からの問い合わせだけでなく、従業員の親戚からも心配する声があったそうです。
脚色って一応何か事実があった上での物かと思いきや、全く何も無いところにも煙がたち、実被害に繋がるのが恐ろしいです。

その事をIさんにメールしますと、「その奥様がクルーズ船に一緒に乗ったのは会長以外の男性、という情報も聞いた(笑)」 と返信頂きました。・・・・やれやれ(笑)

号数によるサイズの表し方 - 2020.03.08 Sun

一昨日の記事でサイズ変更に触れましたが、そもそも号数によるサイズの表し方は、画面の縦横いずれか長辺の長さによって決められます。今描いています100号でしたら、長辺が1620mmである事が100号という事になります。 
短辺は号数(長辺の長さ)に応じて概ね4種類に定められていて、「F」、「P」、「M」、「S」と表記されます。
例えば100号でしたら、100号Fは1620×1303㎜、100号Pは1620×1120㎜、100号Mは1620×970㎜、100号Sは1620×1620㎜。

その他の号数など具体的な寸法はこちらに載っています。
長辺は号数に直結しますので長さは決められてしましますが、短辺は上掲の物に当てはまらなくても「変形」として通用します。

前後裁断 - 2020.03.06 Fri

先月から引き続き波の画を描いています。 半分ほど描いた頃、もっと大きな画面で、より広域の構図で描けるのでは、という想いになりました。
通常こう思いますと、その案は別作品で実現させるのですが、何とか工夫して今回の作品でそれを叶えたいと思うようになり、今の画を活かしつつし広域の構図とした下絵をつくりました。 
最初は、今描いています画はそのまま完成させ、その下方に新たなパネルを継ぐという案を思っていたのですが、実際に下絵を描いていますと、今描いています画の下部4分の1くらいをカットし、そこから新たな画を継ぐ方がよりダイナミックになると思いました。 もともと下部4分の1はまだ荒描き状態ですし、躊躇なく今のパネルの切断と、継ぎ足す新しいパネルの構想に考えを切り替えました。

数年前の私でしたら、新しい案が見えていても保守的な考えが支配して、実行には踏み切れなかったと思います。 一昨年くらいから「前後裁断」(過去と未来を対立的にみる見解を裁断し、絶対の現在に生きる)の思いが強く在り、今を充実させる事の積み重ねが、今後の画家人生を築くと思うようになり、新しい事にも挑戦するようになりました。
目先の事を憂慮した効率的な(消極的な)進め方では何も蓄積されず、良案があるのであれば後先考えず実行したいと思うようにました。

休講のご案内 - 2020.03.03 Tue

フォンテーヌ絵画教室で仕事でした。終了間際、NHK文化センターでも受講されていますNさんが「NHK文化センターから電話があり、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため今月5日~15日の講座は休講になった」と話されました。
・・・・私、聞いていません(笑)。

帰り道、NHK文化センター高松からご連絡があり、前述の通りとのことでした。
先月催されました香川県文化芸術新人賞展では、会場に教室のご案内のチラシも置いていて、それを見てご連絡頂き今週金曜日に見学をご予約頂いていました方がいましたので、この旨を連絡すべく電話しました。

「香川県文化芸術新人賞展」を終えて (の、エピローグ) - 2020.03.02 Mon

こうして展覧会を振り返っていましたら、画廊Dよりお電話頂き、今展のメインビジュアルとなった波紋を描いた30号(910×910mm)の作品と、傘を描いた15号(650×650mm)の作品を、お買い上げ頂きました。 本当に嬉しいです。

そのお客様がご購入の意思をお持ち頂いている事は、会期中に画廊Dから伺っていました。
百貨店の美術画廊での個展など通常の場合でしたら、その場で即決となるのですが、今回は公的機関での展覧会という性質上、会期中は展示のみで商談は展覧会の終了後で、とお願いしていました。 

今展は、これまでの画業を振り返るコンセプトの元、出品作品の殆どが既にお買い上げ頂いている、個人蔵の作品で、構成・展示しました。
出品30点の内訳は、油彩画5点(内1点が個人蔵)、鉛筆画25点(内20点が個人蔵)。 油彩画は2005年頃の画業初期の作品ですので、今展における新作は少なかったのですが、それでもご関心を頂いたことが嬉しいです。

特に波紋を描いた作品「透過する旋律」(910×910mm/30S)。 この画は「香川県文化芸術新人賞展」の、ポスターや図録表紙などメインビジュアルに使用した作品です。
過去15年間の中から各時代の代表的な作品を展示し、これまでの画業を通して展覧いただく構成にしました今回の展覧会。 そのコンセプトを象徴するものとして、水の波紋を描きました。
雫の一滴一滴は、15年間に描いてきた作品や、過ごした時間を表します。
その積み重なりは透き通った池のように、今しがた水面に落ちた波紋から水底まで、全て透過して見えるものです。
混じり、重なり合い、影響しあう雫の旋律のように、作品に込めた想いの一つ一つが、鑑賞者へと伝播できたなら、望外の喜びです。

「透過する旋律」 blog
「透過する旋律」(910×910mm/30S)


良かったね~。(春斗談)

「香川県文化芸術新人賞展」を終えて - 2020.03.02 Mon

2月24日まで催されました香川県文化芸術新人賞展。おかげ様で会期中は多くのご来場者に恵まれ、充実した作品展が出来ました。
思えば画家生活13年。偶然ながら芸術新人賞展が始まったのと同じ年に、私の画業を生業とする生活がスタートしました。当然、芸術新人賞展のことは第1回の時から知っていて、いつか推薦され、受賞し、受賞展が開催されれば良いなあ、と思っていました。
・・・・それから10年、待てども待てども、推薦の話すら来ない日々が続き、3年前(2017年)の冬、もう応募できる年齢制限の上限になりました(笑)。

そこで作品取扱画廊のスタッフ・Mさんに頼みました。自身で考えた推薦理由を列記した資料を用意し、東京タワーからほど近いタリーズコーヒーで暑苦しいほどに話しました。
数日後、その話をほぼそのまま要約した推薦文の下書きをメールしてきてくださいました(笑)。ありがたかったです。内容を確認し、推薦人になってもらいました。

そして2018年、運よく受賞することが出来、2年後(2020年)の受賞展ではこれまでの画業を振り返る構成にしたいというアイデアがすぐに湧き、そのための準備に取り掛かりますと、あれよあれよと時が流れていきました。
それにしても、これまでの15年間の作品から30点を展示しました今展では、自作の変遷や描き方の変化が一同に伺え、そしてご来場者から自身も気付いていなかった点を聞かせてもらえました。貴重な機会を設けて頂き、大変勉強になりました。


僕はヘアカットしてもらいました。(春斗談)

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プロフィール 

安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)

Author:安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)
★ 画家・一陽会会員・日本美術家連盟会員
夜の心象光景を鉛筆で描いています。 下の「カテゴリ Category」に、略歴、作品画像など詳しく在ります。

★ 作品のご用命、お問い合わせは、下の「メールフォーム」、または
東邦アート株式会社(03-5733-5377 https://tohoart.com/)へ、お願いいたします。

★ ツイッター ↓
https://twitter.com/hiroki_yasutomi


【展覧会】
■4/23~28「陽のあたる岡」
・天神山文化プラザ


【掲載】
● 平成31年高校3年教科書「美術3」
(光村図書出版株式会社) の、
「鉛筆の可能性」の頁に、
作品「雫の器」が掲載されています。
詳細は↓こちら↓。
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/k_bijutsu/31bi/index.html


【論文・紀要】
● 電子書籍 「洋画1 素描と絵画」
(京都造形芸大 東北芸術工大 出版局)の、
第2部・第一章に、
「鉛筆による静物画表現」 を著述しています。
詳細は↓こちら↓。
http://hirokiyasutomi.blog111.fc2.com/blog-entry-2468.html

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