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2017-10

目的の為の配慮 - 2014.03.11 Tue

お昼より、勤めています美術学校での授業でした。「鉛筆で描くフォトリアリズム」という題目で5回(1回3時間)の授業で進めています。今日はそれの4回目でした。 
1回目にフォトリアリズムの概要説明とポスタリゼーションを利用したトーンの塗り分け練習をし、2回目以降はパネルへの水張り実習を挿んでひたすら1枚の画を描き込み完成させます。 

モチーフは「水を入れたワイングラス」。透明なモチーフだけにその質感、透明感を如何に表現し伝えられるかに重点を置いています。 
基となる写真は私の方で用意していますが、撮影時のライティングにしても本当に少し配慮をするだけで、透明感がぐんと伝わる資料って作れるものです。メインモチーフ内の描き方や背景との兼ね合わせ方にしてもそうです。 
そういった「目的の為の配慮」は何事においても鍵になると思います。

今日は背景の仕上げ方と細部の処理を教え、メインモチーフの更なる描き込みを指導しましたが、特に今日は全体の完成度が高まったと感じました。背景を描くことで、画面は「モチーフを囲む、繋がった1つの空間」と思えるようになるのですが、そう思えばモチーフへの最適で効果的なトーン(背景と繋がったトーン)、また後景に対する前景の情報量(描き込みの量やコントラスト)が決定されます。
画面と向かい合う中で、目的の為の配慮に気付いている画に、何枚も出逢えたことは私にとっても収穫でした。 

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安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)

Author:安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)
★ 夜の心象光景を鉛筆で描いています。 下の「カテゴリ Category」に、略歴、作品画像など詳しく在ります。

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11月12日(日)
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