高松・天満屋 最後の営業日 - 2014.03.31 Mon
今日が最後の営業日でした。
前身の高松そごうが出来た時、私は高校を卒業してすぐの頃でした。
高松には既に三越があり(高松・三越は戦前からあったそうです)、そごうも出来るという広告がオープンの少し前に地元のタウン情報誌に載って、ワクワクしたことを今でも覚えています。
高松・天満屋のスタッフさんには、天満屋の他店舗に残る方、違う会社・違う職種に変わられる方、暫く充電期間を設ける方・・・・、様々な人生が始まると思います。
今日まで一緒の職場だったのが、明日には違う道を歩み違う場所で生きていくのかと思いますと、寂しい気持ちもあります。
香川県の人は良い意味でクールで、他の地域と比べても、地元だからというだけで応援する風潮は若干薄いようにも思いますが、そのような中でもスタッフの皆さんは、「地元だから」という理由で、若輩の私に本当に暖かく応援してくださいました。
展覧会へ向けて外商スタッフも巻き込んでお客様へアピールして頂いたり、マスコミへ挨拶にご一緒したり、展覧会の飾りつけではサイズや向きに変化を付けるなど見易い展示順に気を配って頂いたり、期間中も画廊の既知のお客様へさり気なくアピールして頂いたりと、思い出もお心遣いへの感謝も尽きません。
個展や催事等で私がお世話になった期間は6年と短い物でしたが、とても濃い期間だったと思っています。東京や岡山など遠方の展覧会へプライベートでも来てくださったのは本当に嬉しかったです。本当はこれからもずっと関わってくださりたかったです。
夜、スタッフKさんへお礼のメールをしました。 Kさんは私と年齢も近く、色々ご相談したこともありました。これからも美術に携わりたいという理由で天満屋には残らないと聞いています。
Kさんからの返事には、
「百貨店勤務で思ったことは、『人と人』の繋がりの大切さでした。安冨先生にも、作品を通してたくさん大切なものをいただきました。本当に感謝しています。そして、これからもどんな作品をうみ出されるのか、とても楽しみにしています。」
「狭い日本ですから、またご縁あると思いますから、その時はまたよろしくお願いいたします!」 とありました。
本当にありがとうございました。 新しい場所でのご活躍を楽しみにしています。 私も頑張ります。
これからもご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
「たかまつ美の逸品展」 2007年9月27日~10月1日
外販の方のチームワークに感激しました。 月末から行われます個展への、プレ展的にもご紹介頂きました。7階催事場にて。
個展「白い夜」 2007年10月30日~11月5日
地元での初個展という事で色々と華やかにしてくださいました。ワインレッドのタペストリーも印象的でした。 中央の大作は高松市内の病院にお買い上げいただき飾られています。
個展「夜の岸辺」 2011年3月2日~6日
中央の大作は、高松天満屋の入り口横にありました休息所のソファです。他にも幾枚か天満屋のひと隅を描き発表しました。描きました場所はもう在りませんが、せめて画の中に。
写真は撮っていませんが、「次代のアート展」(2012年12月5日~11日)など、他の企画でもお世話になりました。 本当にその全てが良い思い出です。
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