再現よりも響きあいを - 2018.08.24 Fri
私が透明水彩で褐色を表現する際、茶色系の絵具は使わず、ネイプルスイエローをメインに、コンポーズグリーンやグリーングレーを混色し作ります。そこへ青がほしいときはプルシャンブルーを、赤がほしいときはバーントシェンナかライトレッドを混ぜて得ます。
色がどのように見えるかは外光の種類によって変わり、それが画全体のテーマとなりますし、固有色の再現よりも画面の中での響きあいを重視します。
何れも、殆どシミのようにしか着色しないほど多量の水で薄めたものを重ねます。
今は古い銀塩写真の資料書を傍らに置き、その画質を意識しながら描いています。
色がどのように見えるかは外光の種類によって変わり、それが画全体のテーマとなりますし、固有色の再現よりも画面の中での響きあいを重視します。
何れも、殆どシミのようにしか着色しないほど多量の水で薄めたものを重ねます。
今は古い銀塩写真の資料書を傍らに置き、その画質を意識しながら描いています。