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2020-08

光景そのものは過去のものになっていて - 2011.08.08 Mon

終日制作していました。現在描いています作品も終盤です。 この段階になりますと着地点が見えてきますので、制作中の作品を仕上げつつ次作の準備も視野に入れます。
直近に描こうと思っている案が2つあり、それに見合うサイズもF25号とF15号と、想定できているのですが、ストックにあるだろうと思っていたそれらのサイズのパネルを切らしていることが判明しました。 
そこで25号パネルは他のついでと共に注文し、15号の方は以前勤めていた美術予備校でいただいたB2サイズのパネルがありますのでそれをリサイズすることにしました。

案を考えている時は不安もありますが、案と下絵、サイズが決まり、基底材(私の場合は、木製パネル+麻布+KMKケント紙)を準備する、というように徐々に可視化できてくると、遂に生まれる、という気持ちになります。 
なにぶん私は、イメージの発端から実際に制作に移るまで、長ければ4~5年を要します。
取りとめもない日常の中に、何故か心地よさを誘導してくれる光景があり、その刹那的憧憬を留めようと、カメラに収めるのですがなかなか直ぐには描けず、現像した写真やエスキスをアトリエの壁に貼って、たまに見返すという日々を重ねています。

そうしている内にその光景そのものは過去のものになっていて、残っているのは私の心の中に心象として在るだけになってしまい、描き留めざるをえない気持ちや、自分の筆跡と共に残したい気持ち、もう一度その光景に出合った時に戻りたい願望、など様々な想いが満ちてきて制作に取り掛かります。

ちなみに、案と下絵、サイズは全てほぼ同時に決まり、比較的細部まで見通しが立ちます。描き始めた後での変更もほとんどありません。 そのための予備討論が頭の中で日常的に行われているのだと思います。 
壁のエスキスにはメモのような文字がいっぱい書き込まれています。

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プロフィール 

安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)

Author:安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)
★ 画家・日本美術家連盟会員
夜の心象光景を鉛筆で描いています。 下の「カテゴリ Category」に、略歴、作品画像など詳しく在ります。

★ 作品のご用命、お問い合わせは、下の「メールフォーム」、または
東邦アート株式会社(03-5733-5377 http://www.tohoart.com/)へ、お願いいたします。


■ 「6人の洋画家たち -技法の魅力-」
8月19日(水)~25日(火) 
玉川タカシマヤ 5階 アートサロン
(東京都世田谷区玉川3-17-1
電話 03-3709-3111)


【フォンテーヌ絵画教室 開講日】
7月7日(火)
7月21日(火)
8月4日(火)
8月18日(火)
9月8日(火) ※第2週
9月29日(火) ※第5週
上記日程の、10時~12時
高松市 鍛冶屋町1-2 榊原ビル2階
詳細は↓こちら↓。
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【掲載】
● 平成31年高校3年教科書「美術3」
(光村図書出版株式会社) の、「鉛筆の可能性」の頁に、作品「雫の器」が掲載されています。
詳細は↓こちら↓。
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/k_bijutsu/31bi/index.html


【論文・紀要】
● 電子書籍 「洋画1 素描と絵画」
(京都造形芸大 東北芸術工大 出版局)の、第2部・第一章に、「鉛筆による静物画表現」 を著述しています。
詳細は↓こちら↓。
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