FC2ブログ
topimage

2020-04

私の描くデッサンの手順 - 2012.02.16 Thu

勤めていますNHK文化センター徳島では、最近入会されたお二人へそれぞれ苺と松ぼっくりの描写のポイントを説明しました。
全体の立体感と、その中に在る部分の立体感 (苺の粒・くぼみ、松ぼっくりの鱗片)を両立させることが鍵で、具体的にはそれぞれを独立して描き、後で塩梅を調整する、という方法を採っています。 これはガラス器など立体感と質感(向こう側が透けて見える透明感、乱反射するハイライト、映り込み、等々)の場合なども同様の描き進め方を励行しています。 

本来デッサンですと最初から全体のバランスを考えながら仕上げていく、という方法が一般的と思います。(この方法は利点も多く、特に木炭で行うこれは、油彩のシステムに合致していると思います。)
しかしこの理論は体感的に把握しづらいですし、何より後々全体への配慮とバランスのみが先行した、突っ込みの弱い絵になる可能性が高いので、要素を分断し 「一度、在る物(要素)の全てを描き込み、後でつぶす(消す)」 という方法を採っています。 骨描き、塗り絵、上等です。
一枚描くのに時間はかかりますが、重厚な絵になりますよ。

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hirokiyasutomi.blog111.fc2.com/tb.php/505-50515f31
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

積極性と協調性、強すぎる浜風 «  | BLOG TOP |  » 素晴らしく、「面倒くさい」人生

プロフィール 

安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)

Author:安冨 洋貴 (ヤストミ ヒロキ)
★ 画家・日本美術家連盟会員
夜の心象光景を鉛筆で描いています。 下の「カテゴリ Category」に、略歴、作品画像など詳しく在ります。

★ 作品のご用命、お問い合わせは、下の「メールフォーム」、または
東邦アート株式会社(03-5733-5377 http://www.tohoart.com/)へ、お願いいたします。


【フォンテーヌ絵画教室・開講日】
3月3日 (火)
3月17日 (火)
4月7日 (火)
4月21日 (火)
5月12日 (火) ※第2火曜日
5月19日 (火)
香川県高松市鍛冶屋町1-2 榊原ビル2階 ギャラリー ラ・フォンテーヌ
(上記の日の、10:00~12:00)
ご見学、1日体験受講もございます。
詳細は↓こちら↓。
http://hirokiyasutomi.blog111.fc2.com/blog-entry-2192.html 


【掲載】
● 平成31年高校3年教科書「美術3」
(光村図書出版株式会社) の、「鉛筆の可能性」の頁に、作品「雫の器」を掲載しています。
詳細は↓こちら↓。
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/k_bijutsu/31bi/index.html


【論文・紀要】
● 電子書籍 「洋画1 素描と絵画」
(京都造形芸大 東北芸術工大 出版局)の、第2部・第一章に、「鉛筆による静物画表現」 を著述しています。
詳細は↓こちら↓。
http://hirokiyasutomi.blog111.fc2.com/blog-entry-2468.html

カテゴリ Category

プロフィール (1)
Biography (1)
作品テーマ (2)
Statement (2)
展覧会 (82)
文献・メディア (37)
絵画講座 (2)
日記 (1612)
雑記 (182)
作品 Works 2019  (1)
作品 Works 2018  (1)
作品 Works 2017  (1)
作品 Works 2016  (1)
作品 Works 2015  (1)
作品 Works 2014  (1)
作品 Works 2013  (1)
作品 Works 2012  (1)
作品 Works 2011  (1)
作品 Works 2010  (1)
作品 Works 2009  (1)
作品 Works 2008  (1)
作品 Works 2007  (1)
作品 Works 2006  (1)
作品 Works 2005  (1)
作品 Works 2004  (1)
作品 Works 2003  (1)
作品 Works 2002  (1)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

QRコード

QR

月別アーカイブ

おすすめ

最新記事